GRUPPO X24のレビュー!24時間耐久プロトタイプレーサーのHW的オリジナルモデル![FYB79]
今週末発売予定のNew Modelsより、GRUPPO X24の先行紹介です!
どうですかこの仕上がり・・・!
もうパッと見の第一印象で「うわぁ・・・だだ余りしそう・・・」ってのがわかりますよね!?w
実車じゃないのが悪いんじゃない。
ハトの鳴き声みたいな名前が悪いんじゃない。
・・・なんか、安っぽい感じがしてしまっているのが悪いんだ!!
そう思わせるような一台です。
序盤からのいきなりdisという可哀想なレビューになってしまいましたが・・・それでも何か少しでも「おっ!」って思って貰える部分があれば幸いでございます。
グルッポX24のレビュー
・・・はい!というわけで本日紹介しますのは、2019年のNew Models、X-RAYCERSセグメントより登場のGRUPPO X24です。
僕は前述のとおり専門店で先行入手という形になりましたが、一般に流通するのは今週末・・・令和一発目のメインライン発売日です。
そうだ、みんな「そういえば令和の一番最初の発売日にはグルッポを買ったなぁ・・・」という思い出を作るためにこれ買いません??
あれ、、、それで気づいたけど「GRUPPO」の文字を入れ替えると「REIWA」っていうアナグラムになりそうだぞ・・・!
GRUPPO X24について
GRUPPO X24は2019年FアソにてデビューとなったHWオリジナルカーです。
(マリオのキャラクターカーじゃないよ)
Fアソはこれの他にも3種類のHWオリジナルカーNew Modelsがあり、なんとも「オリジナルカー祭」な感じのあるアソートでした。
4種のNew Modelsの中でも一番「通好み」という感じのするアイテムだったと思います。
というのもこれ、24時間耐久レースに出場するプロトタイプマシンの近代モデルをHW的に解釈したオリジナルカーなんですよね。
なのでレース狂各氏からしたら少なからず「おっ・・・」ってなる部分があるのかな?と。(僕にはよくわからんけど)
ただ、前にも書きましたが「GRUPPO X24」というネーミングがどうもよくわからなくて。
GRUPPOはイタリア語でグループを意味していること、24はおそらく「24時間耐久レース」を指していることはわかったんですけど、Xって何だろうなぁ??
X-RAYCERSってことかしら。
要は「X-RAYCERSから登場の、スケスケな24時間耐久”グループ”のマシンだよー」みたいな。
※ル・マンとかに「グループ〇〇」っていう呼称あるんですかね??
デザイナーはEric Han氏という方で、HW関連のインスタ等をチェックしていた方なら一度は拝んだことがあるシニアデザイナーさん。
といってもホットウィールセクションの在籍は短く、デザインしたマシンもまだ少ないようです。
※ちなみにアルティメットガレージのデザインもEric氏によるものだそう。
氏による今後のオリジナルカーも楽しみですね!
では各部みていきましょう~。
フロント・リア
うわっ・・・すごい!
なんかプロトタイプレーサーというより、このキャストそのものがプロトタイプなんじゃないかっていう前後ビューです。
なんだろう、原色に近いプラパーツがそう思わせるんでしょうか?
それともグラフィックの少なさ・・・?
ただなんとも24時間耐久レースマシンっぽい感じがある・・・というのは僕でも感じたポイントです。
TOYOTAのTS050とかを彷彿とさせるウィンドウ形状、フロントフェンダー、シャークフィン。
こうなるとT字のリアウィングも欲しくなるのは・・・僕が素人だからでしょうか!?
サイド
個人的にこのマシン一番の残念ポイントと言えるのが・・・このサイドビューのグラフィックでした。
グラフィックそのものが悪いというわけではなく・・・ボディカラーとの組み合わせのせいなのか、なんとも「モノクロ」な印象が強く、これまたプロトタイプモデルっぽさを助長している気がしたのです。
まぁでもここはX-RAYCERSなのであえて・・・ってところなんですかね?
ホイールも美しいクリアーブルーだし。
なんとなく僕としては白いボディにややカラフルなレーシングデコ・・・っていうのがいいかなぁと思えました。(安牌だけど)
たとえばこんな感じとか、
こんな感じでね。
これはリペイントが捗りそうだ・・・!
トップ・ベース
トップビューもかなりシンプルな感じで・・・今後のバリエーション展開でどうグラフィックを施していく予定なのかが楽しみです。
X-RAYCERSを前提に作られているマシンだとしたら、今後もこんな感じのシンプルな見た目なのかもしれないけれど。。。
・・・やっぱり透けている部分はなんだか綺麗な色味で良い感じですねえ。
気になるのはミッドシップエンジン部分の上にあるタービンみたいなヤツ。
ホットウィールのレースマシンって、こういう仕様のヤツをよく見かけますが・・・実際にもあるものなんですかね?
これがどういう働きをするのか・・・非常に気になるところ。
ちなみに公式説明だと
The long stabilizer keeps it glued to the track and the wrap-around windscreen give the driver amazing visibility.
という一文がありまして・・・、アメージングな視認性を誇るウィンドシールドはよくわかったんですが、車体を地面に密着させるほどの「スタビライザー」がどこを指しているのかが全くわかりませんでした。
詳しい方・・・ぜひ教えてちょんまげ。
底面表記は2018年、マレーシア製となっていました。
ギミックもあるよ!
このマシン・・・X-RAYCERSでありながら、EXPERIMOTORS的な要素も持ち合わせていたのをご存知でしょうか!?
その要素とは・・・フロントスポイラーの上下可動ギミックです・・・!
・・・って、これももはやほとんど驚かなくなりましたよねえ。
いわゆる「ループコースをクリアするための配慮」となっているギミックでして、見た目的にはスポイラーを下げた状態(この写真)にし、レーストラックを走らせる時にはスポイラーを上げておく・・・という使い分けが可能になっているマシンなわけです。
ただねえ・・・個人的にはちょっとこのスポイラーを下げた状態の時の、ボディとの隙間がすごーーーく気になりまして・・・。
どこかしらを削ったりすることでどげんか出来んもんかなと思うちょります。
同時に車高(ロードクリアランス)も下げられたらもっとカッコ良くなるんじゃないこれ・・・?(ホイールが入らなくなるという噂も)
分解
・・・と、なんか改造ポイントはないものかと思いまして、分解したのがこちらです。
X-RAYCERSゆえの内部ゴリゴリ造形を期待していたというのもあります。
ただ・・・見て貰ったらわかるとおり、内部も特にすんごい作りこみがあるというわけではありませんでした。
えぇ~。。。
X-RAYCERSにした意味!!
って、また車内にネズミ(みたいなの)がぁぁぁ・・・!!
そういやFAST & LOUDで見たけど、アメリカの中古車ってかなりネズミが巣食ってるらしいですね・・・。
でもおかしいなぁ・・・これ、特にラットロッドとかってわけでもないだろうに。。。
ちなみにこのネズミ君、ボディパーツが乗っている状態だと見えないんですよ。
・・・X-RAYCERSの意味!!!!!!(再び)
おわりに
というわけで・・・GRUPPO X24のレビューでした。
あれ、なんだろう・・・不思議とレビューを終えたら愛着が湧いてきちゃったよ・・・。
なんか上にも書いたとおり、白いボディにしてデコりたくなってきました。
自作デカールでカッコいいマシンが作れそうな気がしてきたぞ・・・!!
・・・ということは、来年以降のカラーバリエーションで良い感じのマシンに仕上がる可能性も微レ存ですね。
おそらく次はSUPER CHROMESかなぁ・・・と思いますが、、HW RACE TEAMあたりに入ったら化けたりして。。。これは楽しみだ!!
Comment
おはようございます。
個人的な解釈だと 車でスタビライザーっていうと車体底部に付いているものですが
航空機だと 垂直.水平安定板って意味になるそうで、 前後のスポイラーを指してるのかな?と思ってみたり???
エアロダイナミクス効果で地面に張り付きますし??笑笑
エンジンのタービンみたいなのは 恐らく 冷却用の電動ファンじゃないでしょうか(ニヤリ)
ゆやまる先生さん
おはようございます!コメントありがとうございます。
ほうほう・・・僕では絶対に出なかった発想を・・・ありがとうございますw
>冷却用の電動ファン
にやりとされてもよくわからなかったんですが、後述のB太さんが言っているポルシェの強制冷却装置ってことですか!?
英語は苦手なので そんな解釈しても大丈夫なのかとも思いますが 可動式フロントスポイラーにディフューザーでスタビリティを向上させてるよって いう風に僕は解釈しました笑笑
そーですね! ポルシェの強制冷却みたいな感じだと思いました! ミドシップ車やドリフト競技する車とかは進行方向からの風がラジエータ やエンジン本体に当たりにくくなって 効率が落ちてしまいがちですから(汗) ラジエターだけを前側に移設したり ファンを大きいものに変えたりこのキャストのように 新設と色々改造の仕様があります! トヨタ MR2のように ルーフ付近から ダクトで空気の通り道を作る事でも改善できます
エンジン用ではなく 地面からの空気を吸い上げる装置っていうのもまたロマンあるかもしれません(ぽわーん)
ゆやまる先生さん
>可動式フロントスポイラーにディフューザーでスタビリティを向上させてる
なるほど!面白いですw
やっぱり3インチであるがゆえに、如何様にも想像できるというのがオリジナルミニカーの面白いところなのかもしれませんね。
>ラジエターだけを前側に
そうそう・・・それで思ったんですけど、やっぱりそうしてでもエンジンを前に置くよりは何かしらの効率がいいってことなんですよね?
ルーフにインテークがあるマシンってのはよく見かけますが、それと同じような感じなのか!
(ぽわーん)に吹きだしましたww
更新お疲れ様です。透け透けモデルは何気に買ってるので気になる一台なんで、レビュー参考になりました。 Xについてですけど、軍用機何かだと実験機にXが付くので説明にあるスタビライザーや何やらの実験機を意味しているのでは?
雷電さん
コメントありがとうございます!
男子ならみなスケスケが好きなはず・・・!
実験機にx・・・experimentのXですかぁなるほど。
もしかしたらそのままズバリ、24時間レースに耐久できるかどうかの実験だったり・・・
こんにちは!
ホットウィールのオリジナルカーで尚且つ24といえば
24 oursや24/sevenですけど
24 oursと比較するために購入したくなるぅー
(24/sevenは手に入っていない・・・)
なお今年のストップモーション動画では
次元空間内で敵を最初に見つけた車という扱いなので
2020年はもうちょっと走りの姿を魅せてほちぃ。
らちぇっとれんちさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
24 oursも同じく24時間耐久レース用のマシンなんですよね。
僕もそっちゲットしなきゃな・・・!
>ストップモーション動画
いわれて慌てて確認してきましたが・・・なんともみごたえのあるムービーでした。
動画内でEXTRA DIMENSIONALとか紹介されてたので、エクストラって意味のXかもしれないですねえ・・・!
こんにちは。確かにWECにでも参戦してそうなデザインですね。実は今回のアソは駿河屋さんで箱買いしてまして、先週末に届いております。これはフラゲと言って良いのでしょうか。なので令和一発目ではなく、平成最後にゲットとなりました。
まぶうさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ほほう・・・駿河屋さんの5月分はGW前に届いた感じですか。
それは確実にフラゲということになるのではw
平成最後にゲットした車両がGRUPPO X24(とその他のアイテム)だった・・・、いいじゃないですか!
ちなみに僕が平成最後にゲットすることになったのは「OCTANE」でした。
なかなかのマニアックなモデル。
ダダあまり間違いなしでしょうが、こうやって取り上げられることで人気面でも大化けするかも?!(ないか…)
名前は、70年代後半のフォーミュラカーを除くレースカーのカテゴリー分けがグループ1〜6となってたことに由来してるのでは?
エンジン上のタービンは、場所的にみてもゆやまる先生の言う通り冷却ファンでしょうね。ということは、ポルシェのような強制空冷エンジンということかな?(^^)
ファンの場所がリヤエンドだったら、こりゃあシャパラルのカンナムカーやブラバムのF1マシンで実戦投入されたファンカー(スカーカー)だと解釈できますが。
でも若いHan氏だから固定観念になんかに捉われず、エンジン無しインホイールモータードライブで、ボディセンターからシャシ下の空気を吸い出すことにチャレンジした21世紀のファンカーなのかも…。(同氏のコメントにもそれを匂わすフレーズがあるような…)
…なぁんて、ガキの頃にちろっとレース雑誌をかじった頭で妄想するのもホットウィールの一つの楽しみ方です!(^^)
B太さん
コメントありがとうございます!
そうそう僕が取り上げることで話題に・・・(今まで一度もない)
やっぱり名前はそういう「グループ〇」的なところから来てそうですよねえ。
>エンジン無しインホイールモータードライブで、ボディセンターからシャシ下の空気を吸い出すことにチャレンジした21世紀のファンカー
うおお・・・なんちゅう考察。。。
しかもHan氏がそれを匂わしていたとな・・・!?
空気を吸いだしたらどんな良いことがあるんでしょう?
ダウンフォースが発生しまくるとか??
>ガキの頃にちろっとレース雑誌をかじった頭で妄想するのもホットウィールの一つの楽しみ方
いいですねえ。
僕なんか全然そういう知識がないので、妄想力はそこまで働きませんが・・・やっぱり考えさせられて面白いというのは同感です^^
>空気を吸いだしたらどんな良いことが、、、
ダウンフォース! 正解ですピンポーン
いかに速く走るかですが、タイヤのグリップだけでは限界があり、車体そのものを路面に押し付ける力が必要になります、シャーシ下の空気を吸いだし真空⁈に近ずける
後はボディ全体の空気の流れが大事なのかと
日本では昔、富士グラチャンレースのマシンが、ある意味究極のエアロダイナミクスマシーンだったかも知れません、型落ちのF2マシーンのシャーシにムーンクラフト〔由良拓也さん〕のカウルを被せたもので、美しいフォルムを醸し出していました。
あまりにもエアロダイナミクスが効きすぎて、何かの拍子にフロア下の空気の流れが抜けてしまうと空を飛んでしまいました、実際に若き天才レーサーと観客の方が亡くなってしまう事故もありました。
ホットウイールってスゴイですね、
たった一つのモデルで、こんなに色々語る事が出来て!
ますます沼にハマりそうです。
次回のベーシックでmomoを見て、黄色いmomoでオネイサンを
思わず思い出してしまいました
ねっ!師匠〜
super cubさん
コメントありがとうございます!
そうやってダウンフォースを稼ぐ方法もあるんですねえ。
スピードを追い求めることで色々な技術が生まれているレースシーンというのもなんだかすごく面白いです。
>F2
僕はそのジャンルも本当によく知らないんですが、画像を見た限りでも確かに美しいなと思いました。
それにしてもフロア下の空気の影響で車体が飛んでしまうことがあるとは・・・命がけなんですね。。
>たった一つのモデルで
そうですね。
しかも謎車の方がこういうときって盛り上がりやすいような・・・?w
>黄色いMomo
はて・・・なんのことでしょうww
こんにちわ~
ネズミが入ってるのに感動w 買うかもしれん
チャレンジャークロックスさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
まさかARISTO RATに続いてまたしてもネズミ入りとは・・・って感じですよ!
実際の車に入ってたら絶対にやだけど、HWだから許せるw
え!、アリスト ラットにも入ってるんですか?
やった持ってた! なんか嬉しいw
チャレンジャークロックスさん
そーーーーなんですw
僕が分解しておきましたので、お時間があればぜひ見ていってくださいw
https://hotwheels-labo.xyz/review-of-aristo-rat/
こんばんは。
「平成最後」は少し食傷気味ではありますが、、、平成最終日ですね~。
平成の間には、楽しくて、参考になる記事をたくさん執筆頂き、
ありがとうございました!
そんでもって、令和になっても変わらず提供ください!
毎日楽しみなんですよ~、にわかさんの記事!(世辞抜きで!)
、、、時々かましてくる関西弁が、たまんなくオモロイですわ!w
ということで、明日からも変わらず宜しくお願い致します。
【追伸】
今日の主役、GRUPPO X24くんに触れず、申し訳ありませんでした。
Off Road おじさんさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
たしかにテレビもネットも「平成最後の~」ばかりやってますもんねw
HWにわかマニアの平成最後の記事はまさかのオリジナルカー紹介でした。
毎日楽しみにしてもらってるとのこと・・・本当に励みになります!!
楽しみにしてくれている人が一人もいなくなったら辞めようと思うのでww
>時々かましてくる関西弁
生粋の関東人なんですけどね・・・^^;
でもテレビとかの影響で、実生活でも(僕のまわりの人も)「なんでやねん」とか普通に言ってたりw
今後とも宜しくお願い致します^^
>GRUPPO X24くんに触れず
ええんやで!