SALT SHAKERのレビュー！地上最速タイムアタックをしてくれそうなジェット搭載ランドレーサー！[FYD70]

ホットウィールのペグウォーマー候補生、SALT SHAKER！

例によっていろいろ先行入手した中に含まれていたアイテム。
・・・先行入手品は発売前にブログで紹介しないとなんだかもったいないと思い、ブリブリッといかせて頂いた次第であります。

さてさてこのSALT SHAKER・・・いわゆる「ダジャレアイテム」なわけですが、やっぱり日本人コレクターだとこれが一体何なのかってわからない人も多いのではないでしょうか。
・・・当然僕も知らなかったしね！

というわけで、そのへんも触れながらレビューしていきたいと思います！

ソルトシェイカーのレビュー！

本日紹介しますのは・・・2019年Gアソで登場予定のSALT SHAKER。
Gアソの日本での発売はおそらく5月だと思いますので、もう2週間ぐらいしたら店頭で出会えるようになると思います。

僕はですねえ「安いから」という理由で専門店から先行入手してしまいました。
・・・量販店でもペグウォーマーたちは安くして、人気車種は高額にして・・・って出来たらもっと回転しそうな気がするんですけどねえ～。

まぁ、それを判断する人間が必要だし、手間だし・・・絶対にありえないだろうけど。
※ていうかホットウィールベーシックカーってどれを買っても同じ商品コードという扱いだから、価格を分けるとしたらいちいちバーコードを貼り直さないといけないっていう・・・。（たぶん）

2016年のブラックフライデーが・・・恋しいです。。。

SALT SHAKERについて

SALT SHAKERは2010年にデビューしたホットウィールオリジナルカーです。

デザイナーは後のHWに日本旧車旋風を巻き起こすことになるJun Imai氏。
意外にも初期の頃にはこういったオリジナルカーを多く手掛けていたんですね～。

さてさて冒頭で書いたとおり、このSALT SHAKERというマシンはホットウィールお得意の「ダジャレアイテム」なわけですよ。
何がダジャレなのかというと・・・モチーフとなっているのが「ソルトフラッツ」のタイムアタックマシンだと思われる部分ですね。

ボンネビル・ソルトフラッツはUSにある塩湖で、ここでは毎年「ボンネビル・スピードウェイ」というイベントが開催されています。
「地上最速」を決めるスピードウィークではジェットを搭載した車などが参戦し、時速1,000kmオーバーというマシンがゴロゴロしているんだとか。

ソルトシェイカーという名前、そしてジェットを搭載・・・これはもう明らかにソルトフラッツのスピードレーサーを意識したとしか思えません！

ちなみに2010年の登場以来、メインラインに登場したのは初年度と2015年、2019年の3回のみ。
あとはWalmart限定サイドラインだったり、マルチパック限定だったりするようで・・・ある意味貴重な車種と言えるのかもしれないですね。（ない）

各部見ていきましょう。

フロント・リア

あっ・・・フロントスポイラーが見事に曲がってら・・・。

いやーどうですかこの見た目！
地を這うような重心と、大きなジェットタービン2基。

もはや「自動車」という枠に入れていいのかどうかすら怪しい四輪車ですよね。
地面を進むというだけで、実はこれジェット機にタイヤがついただけなんじゃ・・・？

ちなみに僕はスピードウィークのレギュレーション？ってよくわからないんですけど・・・車輪がついてて最速で走れたらどんなんでもいいんですかねえ？
ドラッグレーサーのように後輪が太いわけでもないし・・・推進力はこのジェットだけなのかしら・・・？

・・・とか、素人ながらいろいろ考えさせられました。

サイド

側面から見てもジェットがかなりの存在感を放っています。
やべえ・・・何気にこれカッコ良かったよ！！

A Conversation with Andy Green, the Only Driver to Ever Break the Sound Barrier https://t.co/tS2ugMjLIE pic.twitter.com/O0HkYqBsch

— TweetMachine (@wptweetmachine) 2017年10月22日

ソルトフラッツのランドスピードレーサーってこんな感じみたいなんですけど、やっぱりそれに倣った形状って感じがしますよね。

注目すべきはこのタービン外観の形状。
僕にはこれが「ソルトシェイカー（塩振り器）」に見えるんですよねえ。。

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やっぱほら、ダジャレマシンってこともありますし、Junさんも何かしら意識したに違いない・・・！！

・・・それはさておき、この部分のクリアボディ＋内装パーツ、ピンストライプ風のグラフィックも相まってめちゃくちゃ綺麗じゃないですか！？
X-RAYCERSなんて実際のマシンではありえないんだろうけど・・・ミニカーだとこういうのも楽しめて面白いです。

そ・し・て！！！

一番僕が気になっていたのがこれ。
いわゆる「スキニーホイール」なんですが・・・なんかいつものSK5とは違いますよねえ・・・？？

ハニカム状の穴が開いているようにも見えるし、スポークは3本だし・・・。
もしかして新作ホイールだったりする・・・？

個人的にはこれがペッパーミルのグラインダー（実際のソルトシェイカーの岩塩を削る部分）に見えなくもないと思うんですよ。

もしそうなんだとしたら、これってSALT SHAKER専用に作られたホイールということになりませんか・・・！？

いや、だってこんなホイール・・・他に使い道ある！？！？
なんとも気になるホイールです。

追記

コメント欄にて教えて頂きました。

これ、2014年のサイドライン「High-Speed Wheels Track Stars」シリーズで誕生した「HSRW（High-Speed Racing Wheels）」というホイールだそう。

その後メインラインで2016年に登場したSKDisc（Skinny Disc）と同等品とのことです。

トップ・ベース

カラーリングなどの影響もあり、とても涼しそうな見た目のトップビューですね。
もしこんなマシンが真っ白な塩湖を走ってたら・・・めちゃくちゃ綺麗だろうなぁ。

ちなみにこのアイテム、2015年にはリツールが入っています。
初期アイテムだと車両後方のジェットパーツ（兼インテリアパーツ）がフロント部分まで兼ねていたのですが、その部分がボディを延長したクリアパーツに挿し変わっている・・・という微妙な変更点です。

なぜそこを変更する必要があったのかはカニの味噌しｒ・・・神のみぞ知る、といったところですが・・・せっかくなら初期モデルも入手したくなりますね。
でも初期モデルって2010年のメインラインおよび2011年のサイドラインおよびマルチパックでしか存在していなかったそうなので・・・なかなか見つからないかもなぁ。

底面には2014年の著作年およびマレーシア製であることが記されていました。

おわりに

というわけで・・・SALT SHAKERのレビューでした。

今回はホットウィールのレーストラックにおけるタイムアタックなどは行っていませんが・・・なんとなく速く走ってくれそうなイメージはありますよね。
そういや一時期「ホットウィールで最速」とか言われてた（気がする）4WARD SPEEDも同じようなスピードレーサーだったような・・・。

真性くるまマニアの人にしてみたら「ああスピードウィークね」って感じなのかもしれないけれど、僕にとってはなんだかホットウィールの懐の深さというか・・・「どこに目ぇつけとんねん」っていう面白さを感じられる一台でした。

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