SCREAMLINER(Happy Holiday Car)のレビュー!Larry Wood氏が贈るアールデコなホットロッド![FJW19] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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SCREAMLINER(Happy Holiday Car)のレビュー!Larry Wood氏が贈るアールデコなホットロッド![FJW19]

明日はクリスマス・イヴということで!
ブログネタになると思って先行ゲットした、2017年Holiday Holidays CarであるSCREAMLINERのレビューをしたいと思います。

クラシカルとホットロッドが融合した、なんとも近未来的な(ウルトラマンみたいな)一台です。
さっそく見ていきましょう~!

スクリームライナーのレビュー

今回紹介するのは、2018年Cアソに入る予定の、SCREAMLINERです。
HOLIDAY RACERSセグメントのラインナップで、2018年モデルの「Holiday Holidays Car」としての登場です。

台紙左上に「2017」と書かれたファンキーなサンタさんロゴが確認できますね!
昨年は確かSTHの16 ANGELSがメインラインのHoliday Holidays Carでした。

[参考]2017年新セグメントシリーズHOLIDAY RACERSについての考察。休日のお父さんのレースじゃないぞ!

Happy Holidayは言うまでもなく、クリスマスのことですね。
我が家でも息子がついに「サンタさん」の存在を知り、明日の夜には何かがもらえるとワクワクしていたりしますw

子供の頃にはあんなに嬉しかったクリスマスが、成長するにつれてクルシミマスになっていくのは、(リア充以外)誰もが通る道だと思ってます。
僕も20歳ぐらいの頃、イルミネーションで飾られた新宿のサザンテラスを一人で歩いて泣きそうになったものです。。(どうでもいい)

SCREAMLINERについて

SCREAMLINERは2014年のMainlineにてデビューしたモデルです。
デザイナーは、この時とっくに引退していたハズのLarry Wood氏。

氏曰く、「30年代のアールデコが大好きで、もし自分が当時のデザイナーだったらこれをデザインしていた」という車だそうです。

アールデコは1930年あたりにニューヨークで流行っていたデザインと機能を融合させた様式で、狭義には「直線的で幾何学的なデザインの装飾」のこと。
ニューヨークのエンパイアーステートビルなんかがその代表で、僕らでもなんとなく「あ、30年代っぽい」っていうのがわかります。

Larry Wood氏も、もしかしたらそういう「なんとなく30年代然とした車両デザイン」を指して広義にアールデコと表現したのかもしれません。

ただこれ、1934年にクライスラーとデソートが当時突然発表し(失敗し)たというエアフローなどに代表されるストリームライナー(流線型の車)と、グレートギャツピードのようなクラシックさを兼ね備えた感じのデザインではあるものの、30年代には絶対に生まれなかっただろうなと思わされますね。
あったとしても60年代ぐらいのアールデコリバイバルで、クラシックカーのホットロッドとして登場する・・・みたいな感じだったんじゃないかな~。

また、Larry Wood氏曰く「This is the car I’d build if I won the lottery(宝くじに当たったら作りたい)」とのことで、それだけ思い入れの強い一台ということになりそうです。

各部見ていきましょう。

フロント・リア

フロントマスクはどことなく20年代~30年代の車を思わせるデザインになっていますね。
セパレートされたフロントウィンドウもクラシカルな印象を与えてくれます。

フェンダー形状も当時のストリームライナーを模しているものの、やっぱりホットロッド的なアプローチがあるカッコよさですね。

背面はプレーンバックとかCroozeと表現したらいいのか、なだらかなストリームラインになっています。
その中央にフィンがあり、小さなリアウィンドウもセパレートされていました。

これも一種のスプリットウィンドウなんですかねえ・・・なんかハート形にも見えてカワイイ感じですw

サイド

ボディサイドから見ると、クラシックさと未来感がさらに融合していてヤバイですね。
ちょっと手を加えて思いっきりノーマルなクラシック架空車を作るのもいいかもしれないです。

Larry Wood氏の代表作「PURPLE PASSION」に通ずるレッド(リード)・スレッド・スタイルにカスタムされたクラシックカーといった感じ。

ドア脇にはスキャロップ柄と共に例のファンキーなサンタさんがしっかりプリントされていました。
Happy Holiday Carである証拠ですw

個人的に大好きなのが、このタイヤまわりのデザイン。
フェンダーで完全に覆ってしまうのではなく、これ・・・なんていうんでしょうね、サイドバンパーみたいなものとの間に隙間ができるようになっていて、タイヤがいい感じにチラリズムしているわけですよ。

このおかげで、赤いボディにホワイトタイヤ、そしてゴールドのホイールというクリスマス感が演出されています。
※こうやって傾けると底面のグリーンも見えるのでよりクリスマスに!

トップ・ベース

ボディトップはボンネットとルーフにスキャロップが描かれていました。
よくよく考えたらスキャロップもホワイト×ゴールドでクリスマスっぽさが出ていますね。

特筆すべきはボンネット部にずらっと並ぶ12本のパイプですね。
もともとLarry Wood氏はこのマシンをV10で構想していたそうなのですが、「ホットウィールにV10じゃ足りないっしょ」みたいな理由でV12に変更したんだとか。
[参考]Behind The Designs: Larry Wood’s Sensational Screamliner!

氏曰く、実際の車としてデザインしたとしても無理のない設計みたいです。
さすが「宝くじで当たったら作りたい」というだけありますねw

ボディ底面には2013年の著作年とマレーシア製であることが記されています。

おわりに

というわけで、クリスマス仕様のSCREAMLINERでした。

2018年Cアソのアイテムなので、日本では早くて1月、普通なら2月の入荷となりそうです。
もうぜんっぜんクリスマスに間に合ってないですが、是非ゲットして欲しい一台といった感じ。

1月の発売情報が待ち遠しいですね!

・・・というか、最近なんだか調子に乗っての購入が止まらなくてヤバイです。
「月に5台ぐらいしか買えません!」なんて初々しいプロフィール書いてたころが懐かしい・・・。

・・・でも、2018年はもっと調子こいていきたい・・・そんな思いがあるのも事実w
他にもいくつか先行入手しているアイテムがあるので徐々にレビューしていきますね。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. hiro より:

    こんばんは~、ご無沙汰しています⁈

    カーオブザイヤー有り難うございます、これみると年末感が伝わって来ますね
    オリジナルカーに関しては、皆様がどんな物に興味があるのかとても気になり⁈自分以外に5人も投票した方がいて、何故かホッとしています。

    SCREAMLINERカッコイイですね、斜め後ろから見た時のFフェンダー、Rフェンダーの流れるようなライン!何時までもながめていられそうです、さすがLarry Wood氏ですね。

    >タイヤがいい感じにチラリズムしているわけですよ。

    激しく同感です!!! 先日オビツヤさんでこんなもの発見しました、タイヤのチラリズムに一目ぼれしてしまいました。http://fast-uploader.com/file/7069570992423/

    mark jones氏デザインです。
    moon eyesのカラバリも有るようなので、いつか入手出来たらと⁈

    一日早いですがメリークルシミマス!

    • にわかマニア管理人 より:

      hiroさん

      こんばんは!お久しぶりです!

      >これみると年末感が伝わって来ますね

      僕もそう思ってましたw
      あとは自分が買ったホットウィールをまとめて、しめくくり・・・って感じですね~。
      なんだかこの一年は早かったです。

      >自分以外に5人も投票した方がいて、何故かホッとしています。

      www
      僕はむしろ「自分だけが好きなヤツ」を探したいですw

      >斜め後ろから見た時のFフェンダー、Rフェンダーの流れるようなライン!何時までもながめていられそうです、さすがLarry Wood氏ですね。

      ほんとほんと!
      こういったストリームラインを絶妙に組み合わせたモデル・・・といった感じですよね。

      >先日オビツヤさんでこんなもの発見しました、タイヤのチラリズムに一目ぼれしてしまいました。http://fast-uploader.com/file/7069570992423/

      おおおおお!!!
      これは僕もずっと追い求めているGROUND FXじゃないですか!!
      噂によるとCLOAK AND DAGGERみたいにボディの着脱が可能なモデルとか。
      ゲットおめでとうございます!僕も引き続き探していきます!

      >一日早いですがメリークルシミマス!

      ちょwwそっちですか!

      • hiro より:

        おはようございます!

        ボトム部にオレンジ色のツメがあり、矢印と共にUNLOCKとありますのでカウルが脱着出来るようです。
        とてもグラマラスなボディなので⁈中があーんな事やこんな事に!なっているのか想像しまくりで、気になって仕方がないですが、今しばらくはバリッとしない予定です。

        でも、お正月に酔った勢いで開けちゃいそうですが~

        • にわかマニア管理人 より:

          hiroさん

          >ボトム部にオレンジ色のツメがあり、矢印と共にUNLOCKとありますので

          なにぃ・・・そんなご丁寧な仕様だったんですねw
          ますます欲しくなりました。

          >とてもグラマラスなボディなので⁈中があーんな事やこんな事に!なっているのか想像しまくりで

          この一文だけ読むと、ミニカーのことを言ってるとは思えませんw

          >でも、お正月に酔った勢いで開けちゃいそうですが~

          VELOCITAも・・・いっちゃいますか!!

  2. 八面蛙 より:

    管理人さん、こんばんは

    Screamliner Xmas版、私もゲットしました。

    第一印象は 長い!

    平均的なHWより1cm位長く見えますが、実際に比べてみるとせいぜい5mm程度です。
    キャビンより後ろがめいっぱい傾斜しているのでそのように見えるんですね。

    その後ろ部分がほとんどオーバーハングなのでループは回らないだろうな。
    50年前の私なら「こいつはダメ」だったと思う。

    今もどちらかというとちょっと微妙です。
    同じクラシカルならBrit SpeedやTorpedo Jonesのようにもっとクラッシックの方向に振ったもののほうがいいな。ボディラインは美しいと思うんだけど。
    管理人さんやhiroさんには悪いですが、まあ、私とは相性が悪いんでしょう。

    このブログの記事やコメントを見ていると、日本はHWの新アソが正規ルートで入荷するのが一番遅い国のような気がします。
    こちらでもCアソが出ていますし、中国でも入荷したというコメントがありましたよね。

    熱心なマニアがあんなにいるというのに、なぜなんでしょうね。
    中国に入っているのだから輸送の問題ではなさそうだし。

    入荷といえば、こちらでは2018年版の5packがちらほら入ってきています。
    基本3packと同系のデザインですが、正面窓上のHot Wheelsロゴの右部の下に

    50th
    Hot Wheels
    EST 1968

    (“Hot Wheels”の部分はHWロゴの縮小白黒版)のロゴが入っています。

    上部のつるす部分にはトラス橋や恐竜、ダブルループトラックなどのシルエットが都市のシルエットのように配置されたデザインになっています(3パックの時に書き忘れた)。

    NightburnerzにはCR-Xが入っていました。
    このCR-X、以前のコメントでも触れられているようにミッドシップに換装してあるんですね。シャーシのほうもちゃんとミッドシップの表現になっています。
    やはり、メカドックのゼロヨン用CR-Xをモチーフにしているんだろうな。
    でも、なぜ”’85 CR-X CUSTOM”じゃないんだろう。

    • にわかマニア管理人 より:

      八面蛙さん

      こんばんは!コメントありがとうございます。

      確かに長い印象はありますね~。
      ただ、他のクリスマスオーナメントと一緒に飾ってみたんですが、違和感がなかったので(w)、「ホットウィールにしてはちょっと長い」程度かなと!

      >管理人さんやhiroさんには悪いですが、まあ、私とは相性が悪いんでしょう。

      いやいや、好みなんて人それぞれなんで、全然悪いことなんてないですw
      むしろ好みに合わなかったアイテムなのにしっかりゲットされている器の大きさよ・・・。

      >日本はHWの新アソが正規ルートで入荷するのが一番遅い

      サイドラインとかは早かったりするんですけどね。
      ドーナツとかFORZAは本国より早かったように思います。

      やっぱり独自のアソート展開(トイザらス限定アソとか)が影響してるんじゃないですかね??
      間に入ってるマテルインターナショナルが操作してるんじゃないかと。
      おかげでクリスマスアイテムが2月になったりと・・・いいことないのになぁ・・・。

      >2018年版の5pack

      デザインはメインラインの背景にあるシルエットと同じ感じですかね。
      僕の近所で5-Packは本当に見かけないですね・・・トイザらスでも全然ないんですよ。羨ましい。

      >なぜ”’85 CR-X CUSTOM”じゃないんだろう。

      それ言ったら’68 EL CAMINOもそうですね~w
      ホットウィールのネーミングはなかなかテキトーな感じで、それがまた面白い部分なのかもですね?
      基本は$1で販売されるアイテムとして作られたものと考えるとしっくりくるかもw

      • 八面蛙 より:

        そうですね。カード左上のシルエットと同じです。
        カードのほうは車のイラストに気がとられていて気が付かなかった。

        カード左下の”3+”のところの青三角+青円弧のデザインが3パック、5パックとも左サイドの一番下に配置されています。

        • にわかマニア管理人 より:

          八面蛙さん

          えっ!!!!カードの方が嫌でも目に入ってくるかと思ってたんですがw
          たしかに車がドドーンとなってるから気づきにくいのか・・・。

          >カード左下の”3+”のところの青三角+青円弧のデザインが3パック、5パックとも左サイドの一番下に配置されています。

          3パック、5パック共に対象年齢3歳からなんですね~。
          そして先日グアムで感じたことなんですが、スーパーやおもちゃ屋さんではこうした3歳~のアイテムしか置いてなかった気がします。(こと、ホットウィールにおいて)
          プレミアムラインは子供の玩具としての認識がないのかもですね。

  3. のぶ より:

    スクリームライナーについて実車が有るのか画像を調べたことがあるのですが、ドラージェタイプDなる似た車を見つけたことがあります。それ以上のことはわかりませんでした。何かご存知でしたら教えていたたけると幸いです。

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