SURF CRATEのSTHとSTDの比較レビュー!人生初のSuper Treasure Hunt![DVD10/DVC21]
2017/12/22
先日、運良く人生初のスーパートレジャーハント(以下STH)をゲットしました。
それがこれ、SURF CRATEです。
STHを手に入れたら誰もがやってみたいこと・・・それはノーマル版(以下STD)との比較ではないでしょうか!?
というわけで
発売日には見向きもしなかったSURF CRATE (STD)を買ってきましたw
思う存分比較してみたいと思います。
サーフクレートのSTHとSTD比較レビュー
今回ゲットしたSTHはSTDと比べてもそこまで劇的に違うモデルではなかったので、売り場でこんな感じで並んでいたとしても気づかずにスルーしてしまうことがあるのではないかと思います。
というか逆に僕はSTDを見て何度も「おっSTH・・・違うか」というのをやりましたw
2017年版のSTHとSTD、素人でも見分けがつく点としては、ブリスターカード表面右上にあるコレクターナンバーですね。
2017年のモデルにおいてはTHとSTHの場合にコレクターナンバーが印刷されていません。
あとはブリスターカードの車体に隠れている部分。
STHの場合ゴールドのTHロゴが印刷されていますが、STDは何も印刷されていません。
過去にはSTDどころかただのベーシックカーにTHロゴが印刷されていたこともありました(2015年のFIAT 500など)が、基本的にはこれで見分けがつくと考えて問題ありません。
もうちょっとホットウィールに慣れ親しんだ人なら、スペクトラフレームとリアルライダーと言った違いからもわかるんですが、それは詳細を見比べながら説明していきます。
※カードイラストも車体に合わせて微妙に違っていますね。
カード裏面はほとんど一緒です。
一応上部にあるトイナンバーが、STHの方が「DVD10」となっているのに対し、STDの方が「DVC21」となっている点、カード中央部の英数字(公式サイトでのコレクション用コード)がSTHは「H6GXG」でSTDが「Q2B9T」という点が違うぐらいですね。
※STHの方はバーコードに黒いラインが入ってますが、これは僕がイベントでもらったものなので潰されているだけです。
SURF CRATEについて
各部詳細を見ていく前に、軽くSURF CRATEについて触れておきます。
SURF CRATEはもともと2000年にリリースされたStunt Track Driver 2というWindowsゲームにラインナップされていたホットウィールオリジナルカー(謎車)で、2000年のFirst Editionとしてデビューしました。
デザイナーはGreg Padginton氏。
Mark Jones氏と共に初代便器をデザインした方です。
2012年にはTreasure Huntセグメントからリリースされているので、ノーマルトレジャーハント(以下TH)もSTHも両方体験している車種ということになります。
そして2015年のTeam Hot WheelsではBONE SHAKERに代わるレッドカラーの車両としてSURF CRATEが採用され、2015年のベーシックカーではそのモデルをイメージしたキャストがラインナップされました。
また、もともとは着脱式だったサーフボードが車両の後部からはみ出るように搭載されていますが、2011年のモデルからはインテリアパーツと一体化されてしまい取り外しができなくなっています。
以前は外せたと聞くと、どうにか切り離したい気持ちになりますね・・・。
それでは各部見ていきましょう。
フロント・リア
正面から見るとクラシックカーを思わせるフロントグリルが特徴的です。
その上に燃料タンクのようなものが見えますね。
おそらくその直後にあるV8(と思われる)エンジンへの供給をスムーズにするためのものではないでしょうか。
そう思うとこれ、サーフボードなんか積んでるけれどレースマシンなんですかね。
2010年~2013年までにリリースされたSURF CRATEは前輪が細い「SK5 (Skinny Wheels)」が採用されていたことからも、ドラッグレースなんかを想定したマシンだったのかもしれません。
背面はこんな感じ。
ぶっといリアタイヤがカッコいいですね~。
サーフボードのフィンがSTH側(左)の方が小さかったですが、後ろからみた姿だけだとSTHかSTDかを見分けるのはなかなか困難ですね。
サイド
フロントグリルがクラシカルなものだったのに対し、ボディはやや近代的なデザインなのが面白いです。
ベージュのサーフボードっぽいイラストが印刷されていますが、もうちょっとウッディな感じでも似合ったかも。
フロントのエンジン部からはぶっとい一本の排気管が両サイドに伸びています。
これは先日レビューしたGreat GatspeedやThe Jokerを彷彿とさせるデザインですね。
[参考]GREAT GATSPEEDのレビュー。華麗なるギャツピードなクラシックホットロッドマシン。
[参考]ホットウィールのCHARACTER CARについて。THE JOKERのレビューも。
・・・車から下りる時に迂闊に触れて火傷しそう。
タイヤはSTHがRR5SP (Real Riders 5-Spokes)で、STDが5SP (5-Spokes)でした。
トップ・ベース
ボディトップから見ると、STHとSTDの違いは一目瞭然ですね。
STHの方はルーフがブラックで塗られており、STHの証である「TH」の文字が印刷されていました。
これですね。
2012年まではSTHだけでなくTHにもこのロゴが採用されていたため、SURF CRATEが2012年にTreasure Huntセグメントからリリースされた時にはルーフの同じ部分に同じロゴが印刷されていました。
ですが、STHになったのは今回が初めてです。
そしてこの車、ルーフのモールドを見てわかりましたが、何気にガルウィングなんですね!
検索してみたところ、過去にガルウィングで開閉するカスタムをされている方がいて驚きましたw
[参考]danieth modelmaister:Hotwheels Custom Power Up Surf Crate
なにこれかっけえええええええ
ダイキャストのボディをどうやってあそこまで綺麗に切除したのか知りたいです。
ベース底面はほぼ・・・というか完全に同じですね。
SURF CRATEはたまたまデビューから今作に至るまでずっと「メタル×メタル」の仕様ですが、他のSTHの場合はベース部がプラの場合もあり、「リアルライダーなのに軽い」というのが一種の特長のような感じになっているかと思われます。
2015年にリツールが行われたのか、底面には2014年の著作年が入っていました。
また、両方ともマレーシア製です。
ちなみにこの2つは同じアソートですが製造ロットが違ったのか、STHには「J42(2016年の10月ぐらい)」と入っていましたがSTDの方は「J49(2016年の11月~12月)」となっていました。
ベースコードについてはこちら。
[参考]ホットウィールのベース(シャーシ)の種類(メタル・プラスチック)とカラー、刻印内容について
そうか、、2016年末にはもう既に2017年のEアソまで製造されてたんですね・・・!!!
カラーリング
STHとSTDを見分けるうえで、上級者的な違いを言うと、ボディカラーの違いが挙げられます。
STHは鏡面加工またはメッキ加工されたボディにクリアーカラーでキャンディペイントされた「スペクトラフレーム」なのに対し、STDの方は通常のカラーリングです。(今回はパールレッド)
遠めにみると今回の車種の場合は見分けが付きませんw
が、FアソのNSXのようにSTHがスペクトラフレームでSTDがエナメルカラーとかだと思いっきり違いますね。
といっても、上の画像のとおり、近くで見れば今回のものも全然塗装の質が違います。
僕よりも何倍も素人である妻に見せても「高級感あるね」との評価でした。
肉眼だとスペクトラフレームの方が一層厚くコーティングされているような感じに見えます。
おわりに
というわけで、人生初のSTHならびにSURF CRATEのレビューでした。
正直、謎車は見向きもしない人が多くなるのは仕方ないと思っています。
でもこうしてSTHになってくれると一気に注目が集まるので、その魅力に気づく人も増えるんじゃないかな・・・と思うと、ガンガン謎車をSTHにしたらいいのになと思わせられますね~。
その代わりに実車をTHにすればいいのにね。
ちなみに、STHをゲットできたらホットウィールへの熱も冷めるだろうと思っていた時期が僕にもありましたw
・・・が!
今回は正規ルートでのゲットじゃなかったからか、全然冷めませんでした。
なので、次回どこかでまたゲットする時まで引退はおあずけですねこれは!
・・・次回ゲットできるのはいつになるやら・・・。
Comment
にわかマニアさんこんにちは!!!
人生初スーパートレジャーハント、ブリバリしてのレビューお疲れ様です!!!
通常版との詳細な比較は参考になりますね。
ぱっと見だとリアルライダーとルーフの塗装くらいしか違いがわかりませんが、塗装の質感までここまで違うとは。
サーフクレートはまだ持ってないけど気になっていたモデルなんでレビューはありがたいです。
これ、ガルウイングだったんだ……
そのうえプラボディ全盛期な時代においてもベーシックカーでボディシャシー共にメタルとは!!!
これで上級サイドラインの1/3くらいの価格で変えるとはお得ですよね…… というかサイドラインが高すぎるんでしょうか。
サーフボードが分離可能な初期モデルを探したいと思います。
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>人生初スーパートレジャーハント、ブリバリしてのレビューお疲れ様です!!!
ブリバリの勇気をくれたのは林さんのBOOM BOXですw
>ぱっと見だとリアルライダーとルーフの塗装くらいしか違いがわかりませんが、塗装の質感までここまで違うとは。
塗装の質感の違いは肉眼だともっとハッキリしてました。
スペクトラフレーム、侮りがたしですね。
>サーフクレートはまだ持ってないけど気になっていたモデルなんでレビューはありがたいです。
>これ、ガルウイングだったんだ……
そうだったんですか!良かったです^^
僕は勝手にガルウィングと認識しましたが・・・公式見解としてはどうなんでしょうね。
いずれにしろリンク先のガルウィングカスタムはヤバかったです・・・。
>そのうえプラボディ全盛期な時代においてもベーシックカーでボディシャシー共にメタルとは!!!
>これで上級サイドラインの1/3くらいの価格で変えるとはお得ですよね…… というかサイドラインが高すぎるんでしょうか。
そうなんですよ!
個人的にはメタル×プラかと思っていただけにビックリしました。
体積的にも他のホットウィールと変わらないですし、何気にコスト高いモデルなんじゃないのかな・・・なんて思うと、売り場で余ってるのが可哀想になってきますw
とはいえ僕らは材質にお金を払っているわけじゃないので、プラボディだったとしてもカッコよければ価格が数倍でも買っちゃうんじゃないかと。
>サーフボードが分離可能な初期モデルを探したいと思います。
おびつ屋さんやウェアハウスさんには普通に並んでそうですね~。行ってみたい!
コケシさん、こんにちわ。
STHが手に入ってヨカッタネ。
おめでとうございます。( ^-^)/ ヲメ!
今回のサフクリはSTDの出来が良いけど、実際に見るとだいぶ違うんだね。
ニトロドアスラマーや、カーボニックのSTHはほとんどクロなので全然有り難みがないよ。
ナゾ車のSTHで一番気に入っているのはドリフトスタかな。
・・・ホイール込みでなかなかイイ感じ。
今年は実車のSTHが1個欲しいな。
ポタ造にファルケンを譲ったのは失敗だったかな。(^Д^)
まあ、お互いガンバルとよろしいあるよ。
しまさん
こんにちは!
コケシじゃねーぞバカヤロコノヤロ!
>STHが手に入ってヨカッタネ。
>おめでとうございます。( ^-^)/ ヲメ!
ありがとうございます!
>今回のサフクリはSTDの出来が良いけど、実際に見るとだいぶ違うんだね。
実際に見ると違いますね~。
でもほんと、STDの出来がかなりいいので、売り場でブリスター越しに見たらほとんど変わらないですよね。
・・・それなのになぜ人気ないんだろう。(それはSTHじゃないからです)
>ニトロドアスラマーや、カーボニックのSTHはほとんどクロなので全然有り難みがないよ。
そうなんですか。
僕は黒のスペクトラフレームもかなり気になっています・・・。
やっぱり上品なブラックなのかな・・・?とか。
>ナゾ車のSTHで一番気に入っているのはドリフトスタかな。
>・・・ホイール込みでなかなかイイ感じ。
わかります!!
僕もこれ、売り場で目の前で持ってかれた時に見せてもらいました。
正直、2017年のドリフトスタにはあまり惹かれなかったりするんですが、2016年のSTHはめちゃくちゃカッコよかった!
>今年は実車のSTHが1個欲しいな。
>ポタ造にファルケンを譲ったのは失敗だったかな。(^Д^)
いやいや、むちゃくちゃ喜んでたって言ってたじゃないですかw
失敗じゃないですよ!
喜び過ぎててウザかったみたいなことも言ってたような気もしますがw
>まあ、お互いガンバルとよろしいあるよ。
やだイケメン・・・。
がんばりましょう!
状況説明は長くなるので省くけど・・・。
ちょっとイロイロあって、新NSXのSTHが転がり込んできたよ。
ポタ様に感謝。
(昨日から3日間はポタ様と呼ぶことにしたので・・・。)
今年の目標の1つ・・・。
「実車ベースのSTHゲト」が完了。
アドバン・フェアレディZはガチバトルするよ!( ^-^)/
しまさん
おおお、早速!?早すぎない!?
おめでとうございます!!
>(昨日から3日間はポタ様と呼ぶことにしたので・・・。)
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手のひら返しのスピードwww
>アドバン・フェアレディZはガチバトルするよ!( ^-^)/
あれは人気みたいですね~。
僕もフグとの比較用にSTDでいいから欲しいです。