RACE DAYのACURA NSXレビュー!ADVANカラーのJDM仕様なレースカー[DWH79]
2017/12/22
6月末に発売されたCar Culture RACE DAYからACURA NSXです。
RACE DAYは発売前の人気も高く、同日に発売されたモデル・カーズでも特集として取り上げられるなどかなり注目されていたセグメントでした。
[参考]HWC公式でCar Culture「RACE DAY」の全車種発表!
当日はトイザらスでの入荷も大量にあったため、欲しい車種が選びたい放題という状況だったのは記憶に新しいですね。
僕がまっさきに選んだのがこのNSXでした。
いわゆる一目惚れですw
というわけでACURA NSXのレビュー行ってみましょう!
アキュラ NSXのレビュー
今回ゲットしたACURA NSXは2017年のCar Cultureシリーズ、RACE DAYセグメントにラインナップされた一台です。
RACE DAYは2016年から始まったCar CultureシリーズのGアソ(7番目のセグメント)で、全車種METAL / METAL × リアルライダー(ゴムタイヤ)の上級サイドライン(プレミアムライン)です。
価格はトイザらスで599円(税別)。
人気の日本車と人気のポルシェのみというラインナップで展開されたセグメントだったためか、事前の注目度がかなり高く、ケース購入をされる方も多かった印象です。
事実、どのモデルもかなり魅力的で、僕も資金が許せば全車種欲しいぐらいでした。(これはいつものことだけどw)
ACURA NSXとは
ACURAはホンダが北米で展開する高級車ブランドです。
NSXはその代表的なスポーツカーで、New Sports car X(Xは未知数を意味する)の略。
初代NSXは1990年から2006年まで販売され、その開発時にはアイルトン・セナや中嶋悟といった当時のF1ホンダチームのドライバーが走行テストに参加していたそうです。懐かしいですね・・・。
本キャストは初代NSXのI型をベースにしたレースモデルと考えられ、yokohamaタイヤのADVANカラーで仕上げられています。
このカラーリングはちょうど’96年の全日本GT選手権でチーム国光が駆った「チーム国光ADVAN BP NSX」を意識したデザインであるというタレコミを頂きました。
厳密には車両のデザインも違いますし、ステッカー類の詳細も違いますが、ベースとしているのは明らかですね!
ホットウィールにおける「ACURA NSX」は2008年にKavin Cao氏のデザインでデビュー。
その後定期的にベーシックカーとして展開されていたようですが、本アソにおいてシャーシに大型の改修を加えてリツールされました。
初代NSXは2015年にもRyu Asada氏デザインで登場(’90 ACURA NSX)しており、2つを並べていろいろ見てみるのもなかなか楽しそうです。
また、ACURA NSX自体は2017年の新型ACURAと、そのコンセプトカーだった’12 ACURA NSXなんかもキャスティングされているため、いつかは全部そろえてホクホクしたいところですね!
それでは細部を見ていきましょう!
フロント・リア
正面から見た表情は初代NSXそのもの・・・と言いたいところですが、今回の金型改修に伴ってフロントスポイラーがかなり大型に作り替えられており、かなりJDM的な仕上がりになっています。
近年のホットウィール界における日本車人気(特に街道レーサー的な仕様)を意識したデザインになっていると言えるのではないでしょうか。
ミッドシップエンジン上部にはチョンマゲみたいなインテークが出ています。
実際のNSXのレーシングカーを検索しても、こんな感じの車両って見当たらなかったので、これはホットウィール的な見解のカスタムなのかもしれませんね。
リアスポイラーは近年の金型改修だとボディと一体にされることが多いのですが、本キャストでは別パーツのままでした。
おかげで5パーツ展開という、ややコストのかかったキャストになっていますw
サイド
前述のチーム国光ADVAN BP NSXをガッツリ意識したであろうボディデザインがなんともカッコいいですね!
レース自体でそこまで活躍できたものではなかったそうですが、あえてそのデザインを持ってくるあたり、なんともホットウィールデザイナーの変人っぷりが伺えます。
ゼッケンが実車の方は100だったのが96になっているのはおそらく「’96年のレース仕様」という意味ではないでしょうか。
ホットウィール的な遊び心ですね。
シャーシの金型改修によってフロントスポイラーの形状が変わったというのはサイドビューの方がわかりやすいですね。
NSXの比較です。
Ford GT LMのようにリアウイングもプラからボディ一体になってるかと思いきや、プラのままでした。 pic.twitter.com/12OuGkAbrg— Kimi (@LoFe_Kimi) 2017年6月24日
実際の車両に近づけたい場合はベーシックカーで展開されていた同モデルをゲットしてシャーシパーツを付け替えるというのが正解っぽいですね。
ホイールはリムがレッドのRRWSP(Real Rider Wire Spoke)が採用されていました。
極太のスリックタイヤでめちゃくちゃ魅力的です!!
トップ・ベース
ボンネットのゼッケンやルーフトップの「ACURA」レタリングからもチーム国光ADVAN BP NSXを意識していることがわかりますね。
個人的にはものすごく好きなんですが、こうやって見ても大型のフロントスポイラーは好き嫌いが分かれそうですね~。
ダイキャストパーツとしてリツールされたシャーシですが、基本的なデザインはリツール以前のものと変わらないようです。
真ん中にあるホットウィールロゴが以前はなかったとか、そんな違いみたいですね。
2007年と2016年のダブル著作年があるため、ここでも今作でリツールされたことが伺えます。
製造工場はタイでした。
おわりに
というわけで、RACE DAYのACURA NSXのレビューでした。
正直、一目惚れで買ったモデルですが、見れば見るほどカッコいいなぁーと感じていますw
カラーリングがなんともカッコいいですよね。
ホットウィールのクラシックな日本車は本当に人気で、なかなかゲットできない現状です。
でも今回のRACE DAYのように大量入荷してくれているもの、かつ高額なものなら並ばなくてもゲットできるのは嬉しいですね!
ただ、僕みたいなにわかものが騒ぎ出したことを考えると、日本車人気もそろそろ陰ってくるかもしれませんw
Comment
こんばんは
NSXカッコいいですよね!
ルーフのチョンマゲインテークは初代NSXの末期に当たるスーパーGTの車両に見られるチューンですね。このチョンマゲモデルを最後にHSV010に切り替わったと記憶しております。
リアルライダーのタイヤも、下手にインチアップしていない、ゴムの厚いタイプでリアルですね。F-1車両も13インチという小径なので、運動性能を求めると大きなホイールより軽量なゴムの面積の多いタイヤ・小径ホイールの方が良いのでしょうね
カラーリングもシンプルでいいですね。
派手なモデルも好きですが、こうした落ち着いたモデルも大好きだったりしますw
次回レヴューも楽しみにしております!
道民さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
>ルーフのチョンマゲインテークは初代NSXの末期に当たるスーパーGTの車両に見られるチューンですね。
おおー、さっそくの情報ありがとうございます。
僕はこうした知識に疎く、補足頂けるのは本当に助かります^^;
>F-1車両も13インチという小径なので、運動性能を求めると大きなホイールより軽量なゴムの面積の多いタイヤ・小径ホイールの方が良いのでしょうね
このタイヤを見て、なんとなくF-1っぽいなと思っていたんですが、運動性能的にはこういう方がいいんですね~。
そういうあたりも考慮しているホットウィールのデザイナーさん・・・本当に車が好きなんだなぁと思います。
>派手なモデルも好きですが、こうした落ち着いたモデルも大好きだったりしますw
そうですね!
なんかメーカーロゴやらゼッケンやら入っている割にはだいぶ引き締まっていて、実物を眺めながら「めちゃくちゃカッコいいじゃん・・・」って呟いてました。
>次回レヴューも楽しみにしております!
ありがとうございます!がんばりますw
こんにちは。
チョンマゲは、20年前の全日本GT選手権に参戦していたターボNSX-GTに装置されていますよ。
実車は、クーリング対策に苦心していたようです。
mario0470さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ターボNSX-GTで検索してみました!
97年に投入されたようですね。
でも微妙に車両の形状が違うような気がするのは・・・型が違うのかな。
>実車は、クーリング対策に苦心していたようです。
つい昨日のカウンタックを調べていた時もクーリングに悩んでいたという事を知りました。
実車はミニカーとは違って、そういった部分が大変ですねw