’49 VOLKSWAGEN BEETLE PICKUPのレビュー!タイプ1・ビートルのファクトリーストックな(?)ピックアップトラック![FYB78]
2019/06/06
間違いなく2019年の注目アイテムの一つだったであろう、’49 VOLKSWAGEN BEETLE PICKUP。
僕らもよく知るフォルクスワーゲン・ビートル(タイプ1)に、荷台が付いたピックアップトラック仕様。
・・・こんなの本当にあったの??それともHWお得意の妄想カスタム品!?
ビートルがその歴史に幕を下ろす年に登場することになった、いろいろ気になるコイツ・・・。
レビュー行ってみましょう~!!
’49 フォルクスワーゲン・ビートル・ピックアップのレビュー
本日紹介するのは2019年のNew Models、’49 VOLKSWAGEN BEETLE PICKUP。
昨年のコンベンション前に情報流出があり、こんなのが出るのかと期待に胸が高まったのを覚えています。
ミックス的には2019年Bアソートのアイテムなのですが、日本での発売はなぜか3月でした。
※先日のデイトナと同様ですね。
最近は2ヵ月連続で2アソートの同時発売という傾向が続いているため、4月・5月は次のD/Eアソートになってしまう可能性がある、と。
そのため3月を逃したらゲットできないと思い・・・発売日にはいの一番にカゴへ入れさせて頂いた次第です。
’49 VOLKSWAGEN BEETLE PICKUPについて
さて・・・それだけ気合いを入れて入手したアイテムだったわけですが、この子の素性については全くわかっていませんでした。
こういう「ビートルをワンオフでピックアップ化しました!」みたいなヤツは見かけるんですけどね。
調べてみたところ、1949年というのはアメリカに初めてビートルが上陸した年だったそうです。
やっぱりアレでしょうか、フォルクスワーゲンとしても「アメリカと言えばピックアップでしょー!」みたいな感じでこれを投入した・・・みたいな過去があったのでしょうか。
今回調べてみたんですが、結局詳しい素性はわからないまま・・・となってしまいました。
ただ、モデルカーズの情報によれば、タイプ1をベースにしたタイプ82/5という軍用車があり、それをルーツに持つ”ファクトリーメイドのモデル”とのこと。
タイプ82/5はキューベルワーゲンというマシンで・・・英語版Wikipediaによるとたしかに
Type 82/5: Kübelwagen chassis with the Type 60 LO Lieferwagen (open pickup truck) body, based on Beetle shell.
と書かれており、ビートルをベースとしたピックアップトラックだったことが伺えます。
ちなみにタイプ82シリーズは第二次大戦中に作られていたモデルであり、今回のキャストが1949年モデルであるならそれがルーツになっているというのも辻褄が合いそうです。
ただ・・・調べてもそれ以上が出てこないんですよねえ。
Type 825っていう、まんまこのモデルにソックリなプラモデルが出てきたぐらいで・・・。
なので僕の中では未だにハッキリとした素性がわからない一台ということになりました。
ホットウィールにおいては本作がデビュー品で、Gアソあたりで2ndカラーが登場します。
1stカラーのサテンブルーに対して2ndカラーは艶ありのレッドとなっており、ちょっと印象が違う感じですね。
デザイナーはDmitriy Shakhmatov氏でした。
では各部みていきましょう。
フロント・リア
まず僕がこのモデルにたいして一言物申したいのは・・・ヘッドライトのタンポズレ、ありすぎィ!!!ってことです。
当日も複数台を比較して一番まともなものを選んできたんですが、それでもちょっと斜め上を向いちゃってる・・・w
・・・ただ!!
サイドグラフィックも頑張りながら、ヘッドライトまでしっかり仕上げてくれるメインラインって・・・それだけで贅沢すぎる話ですからね?
文句があるヤツぁ、てめーで描き直せ!!ということなんです。きっと。
さてさて・・・造形の方は面白いですね。
正面から見ると、誰が何と言おうとフォルクスワーゲン・ビートルなわけですよ。
でも背面から見ると・・・もう別の車種なんじゃないかって思えます。
個人的にはリアエンジンのメンテナンスハッチみたいな部分が好きですね~。
サイド
サイドビューも面白いですね!
途中までビートルなのに、途中から違う車種になっている感じ。
こんなピックアップが戦後のアメリカに入ってきたのだとしたら、当時のアメリカ人たちはどんな反応をしたんだろう?とか考えてしまいます。
グラフィックは何やらカリフォルニア・エルセグンドにある架空のタイヤショップらしいですね。
そのショップの創業が1968年らしいので、オーナーはあえて1949年製の古いビートルピックアップをどこぞから仕入れてきて、綺麗なサテンブルーに仕上げ、自社のコマーシャルロゴを入れた・・・なんて妄想もw
なんか、シリーズ的には2018年のSHOP TRUCKSを彷彿とさせますぞ・・・。
トップ・ベース
ボディトップから見ても、サイドビューと同じ「途中までビートル感」が感じられますね。
一点気になるのはルーフの頂点に存在しているポッチくん。
これ・・・なんだろう?パトランプっぽく見えなくもないけど、パッケージでもボディと同色だし。
荷台には何やらタンクのようなものが搭載されていました。
なんとなくこの辺にも軍用車の名残りみたいなものが見えたり見えなかったり・・・?
底面には2018年の著作年およびマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、’49 VOLKSWAGEN BEETLE PICKUPのレビューでした。
せっかくのビートルなので、我が家にあるビートルといろいろ比較してみよう!!とか思ったんですけど、、、
うちにあったのってTOONEDだったので、なんかそもそも比べられない感じだったんですよね。。
それかコイツ。
あっ・・・これビートルじゃねーや!ビートールだった(爆笑)
でまぁ、あとあとで気づいたんですが・・・
先日、このノーマルの(?)ビートルを頂いてたんですよねえ。
でも今回はなんかもう開封する気力もなかったので・・・次回に回させて頂こうと思います。
(なんか最近毎日すっごい眠いんだよなぁ。。。春眠暁を覚えず・・・?)
こうなったらCUSTOM VOLKSWAGEN BEETLEやらKAFER RACERやら片っ端から揃えて色々アレしていきたいところですね。
最後に・・・「VWビートルピックアップこそ錆錆カスタムして欲しい」という意見を頂きましたので、やってみましたよ!!
綺麗なサテンブルーが台無しですが・・・農作業で疲れ果てたトラック感は出たかな??
あっ、タイヤがピッカピカだ。。。(イッケネェ・・・!)
Comment
ニワカ師匠お疲れ様です
無理なリクエストにお答え頂きましてありがとうございました!
バンパーとサイドステップのヤレ具合が絶妙に渋い仕上がりで
コイツは長年農作業の足に使っているんだぜ⁈
感がにじみ出ていますね、こんなに味があるとジオラマとか作って飾りたくなりませんか?
実際働く車は使ってナンボなんで、これ位使い込まれちゃうと愛着が沸いて
手放せなくなっちゃうんだろうな、、、
エエ物見せて頂きました
ありがたや、ありがたや~
super cubさん
コメントありがとうございます!
いえいえ、全然楽しくやらせて頂きました^^
バンパーおよびサイドステップは・・・言われて見てみたら「フラットな塗料が乗ってるだけ」みたいな感じになっていたので・・・もうちょっと修正したいと思ってしまいました^^;
でもこうやって味が出てくると、本当にジオラマ作りたくなります。
あとはタイヤをパンクさせたりして、雑草の中に放置してみたり。。
>働く車は使ってナンボ
そうなんですよねえ。
街中で見かける軽ワゴンとかもガンガン使い込まれている子を見ると「いいなぁ・・・」って思っちゃうw
やっぱりモノってあるべき形であるのが一番美しいのかも・・・と考えさせられます。
にわか様
初めて、メッセージ書かせて頂きます!
毎日毎日、楽しく読ませていただいています。
文章の言い回し、大好き!
Beetle pickup の屋根のポッチ、どうやら後ろを照らすライトのようですね。
気付いてる方もいると思いますが、Type 825の画像見てたら、それらしい
写真が載ってました。 、、、昔のアメリカの人、遅くまで働いたんだろな!
Off road おじさん!さん
初めまして!コメントありがとうございます。
文章の言い回し!?なんかすっごい嬉しいですw
さてさて、屋根のポッチくん・・・後ろを照らすライトでしたか~!!
後ろってことは荷台を・・・?
車内から夜間でも荷台が確認できるようになっていたのかな・・・?
いろいろ妄想が捗る一台ですね^^
………これをスペクトラピンクにしたいと思うのは僕だけでしょうか。あと普通にカッコイいなぁ
k55さん
コメントありがとうございます!
え!?スペクトラピンク?
したいよ・・・?