BMW 2002のレビュー!2019SEMAショーEibachコラボモデルがCar Cultureシリーズに![GJP79]
2020/08/14
昨日入手してきましたホヤホヤの、BMW 2002です。
「ビーエムダブリューの2002年モデルでしょ」とか言うと、カーガイ達に笑われ、挙句には怒られますよ!!
みなさんが怒られないためにも、僕が”にわか知識”を共有しておいてあげますね!
というわけで、ベンベのマルニ・・・行ってみましょう!
BMW 2002のレビュー
本日紹介しますのはこちら。
2020年のCar Culture Mix1「Door Slammers」シリーズより、BMW 2002です。
このシリーズ、当初は「Trans Am(トランザム)」という名称で展開される予定だったっぽいんですが、商品化にあたってなぜかDoor Slammersという名前になっています。
おそらくは予定していた車種とTrans Amというイメージが乖離してしまって、急遽こしらえたシリーズ名なのかな~と。
※そのあたりの考察はDoor Slammersの紹介記事コメント欄にてFTE氏が面白可笑しく書いてくれてますので参考までにw
他のカーカルチャー各シリーズと違い、パッケージ表面にシリーズ名が書いていないというのも何か関係があるのかもしれません。
裏面には「CC DOOR SLAMMERS」というロゴが入っていますね。(CCはCOOL & CLASSY Car Cultureの頭文字でしょうか)
発売日には僕と同じ売り場で並んでいた人たちはあまりこのシリーズに手を付けず・・・510ブルなんかも手が届いたのですが、僕はこちらに惹かれてしまったのです。
(でもどうせあとでクリアランスセールになりそうですよねー。。。)
BMW 2002について
BMW 2002はドイツの自動車ブランド「BMW」が1968年に誕生させた2ドアセダン。
なぜ1968年のマシンなのに「2002」なのかというと・・・もともとは1966年に誕生したBMW1600(1600ccモデル)の2ドアセダン=1600-2=1602が名称の根底にあって、その2000cc版ということです。
当該シリーズ(2002、1802、1602など)の名前の後半二つ「02」より、日本では「マルニ」の愛称で親しまれました。
ちなみにBMWはドイツ語読みだと「ベー・エム・ヴェー」と発音するそうで、「ビーエムダブリューのにせんに」ではなく「ベンベのマルニ」と通ぶって呼びたいところ!
今回のマシンはBMWのワークスカラーをまとったアイテムで、「こういう実在するレーシングカーがあったのかな」と思うかもしれませんが・・・答えはこちらです。
2019年のSEMAショーにて、サスペンションメーカーのEibachとホットウィールのコラボということで展示された同車種を模したものだったんですね~。
Door Slammersアソートの公式の説明だと
コレクターやファンのマストアイテム! サーキットを走るヴィンテージレーサーをイメージしたシリーズ「ドア・スラマーズ」がカーカルチャーより登場!
とのことなのですが、ヴィンテージレーサーをイメージ・・・という定義がなんだかよくわからなくなってしまいました。
(車種的にはヴィンテージだけど、このEibachコラボ仕様って意味だと極々最近のモデルということになるので)
ホットウィールのキャストとしては2012年のメインラインでデビュー。
2015年にはプレミアムラインでも登場します。
記憶に新しいところだと2016年のBMWアソ(サイドライン)、同年のメインラインBMWセグメントに登場したアイテムでしょうか。
2018年のエンタ・フォルツァアソートにもラインナップされましたが、これは日本には正規輸入がありませんでした。
※てか、この頃はガチで「2002年版BMW」と思ってたんだよなぁ!
デザインはJun Imai氏が担当しています。
では各部みていきまーす。
フロント・リア
ホットウィールのBMWモデルってなかなか仕様に恵まれない事が多いと思うんですよ。
その特徴的なキドニーグリル付近の仕上げを放置されてのっぺらぼーフェイスになっていたり、エンブレムが極端にズレていたり・・・と。
今回のマルニちゃんはCar Cultureシリーズということもあって、一応しっかりと顔が印刷されていました。
やっぱりこうしてあげるだけでだいぶ印象が変わると思うので、今後もBMWモデルをリリースする際は頑張って欲しいところですw
同様に背面側のタンポもしっかりと印刷されていていい感じ。
なのですが・・・実車と比べるとエンブレムおよび「2002」の位置が違いますね。
ま、この辺は3インチミニカーゆえの「雰囲気」ってところで宜しくお願いします。
車体的にはJun Imai氏らしさというか、オーバーフェンダーでガッチリした箱っぽいフォルムに作られていて、どことなく510ブルに似ている印象を受けました。
・・・あっ、510ブルがむしろ「プアマンズBMW」って呼ばれてたんでしたっけ!
サイド
お恥ずかしながら、このサイドビューの写真をマジマジと見るまでこれが「エラー品」であることに気づけませんでした。
みなさんはお気づきですよね・・・?
ウィンドウパーツが逆にハマっていることに。。。。
ぐああ・・・プレミアムラインでもこんなミスするん???
マジで、こういうのって逆には付かないような設計にしてくれよ、、、、
実は今回、売り場で最初に手に取ったヤツのルーフが汚れてまして、レジに持って行くギリギリでこの子と交換してたんですよ。
くぅー・・・でもまぁ、こいつは僕の手元に来る運命だったんですな。。。(やっぱり自分だけ良い想いをしようとするとバチが当たるのかな!)
さてさて・・・エラー品であるということは置いておいてキャストを見ていきましょう。
車両の前側にはBMW02という、このマシンの呼称をゼッケン風にしたデコが、そしてその下にはヨコハマタイヤおよびsparcoのロゴが入っているのは実車グラフィックスに基づいています。
当然、アイバッハのロゴもワークスカラーの3色もしっかり再現。
実車だと後部にもホットウィールを始めとする各車スポンサーロゴが入ってるはずでしたが、これは省略されています。
あとはフェンダー形状が実際のものとは違うので、この辺はSEMAショーで登場したアイバッハコラボモデルのために作られたキャストというわけではなく、既存のキャストにそれっぽいグラフィックを施しただけという・・・いつものホットウィール仕様といった感じですね。
一番残念だったのはホイールカラーです。
ここまでマシン全体を頑張って本物に寄せていたのに・・・なぜグレーのプラむき出しホイールなのかと。。。
もう10円値上げしてもいいからクロームメッキで再現して欲しかったですね。(10円でいけるのかは不明w)
トップ・ベース
ボディトップから見た時もワイドなオーバーフェンダーがすごく際立ってる感じ。
後輪側だけ色づいているのがなんだか可愛いですねえ!
ボンネットにはボディサイドに印刷されていたのと同じアイバッハロゴ。
それとノーズにはしっかりBMWロゴも再現されていました。
ボディ全体のカラーリングはパールホワイトで、光に当てるとキラキラとした粒子が真珠色に輝いて高級さを醸し出してくれます。
底面デザインもゴツイ感じでいいですね~。
2011年の著作年およびタイ製となっています。
ちょい足しにレッツトライ
やっぱりどうにもホイールが気になっちゃったので・・・ちょい足しでギンギラホイールに変えておこうと思いました。
この手のリアルライダーは簡単にゴムタイヤを外すことができるので、全体をバラすことなくホイールを塗り替えていけます。
僕は4ARTISTマーカーを使って、黒→シルバーと塗り重ねていきました。
このマーカーは本当に優秀で・・・現時点ではクロームシルバーに一番近い質感が出せるんじゃないか!?ってアイテムだったりします。
はみ出してもエナメル溶剤で拭き取れるので、そこそこ気軽に使えるのもオススメポイント。
なので本来はラッカー系の黒下地→4ARTISTのシルバー・・・っていう順が正しいですね。
※僕は手持ちのラッカー黒がなかったので4ARTIST下地に4ARTISTを塗り重ねるという暴挙にでましたが・・・下地を溶かさないように気をつけなはれや!
同様に、ちょっとキドニーグリルのシルバーも主張が弱い気がしたので塗ってやろうと思いました。
やっぱりここってBMWの顔だと思うのでね!
本来であればVOLKSWAGENキャストのエンブレムのように、ここだけZAMACにして欲しいぐらいですw
はい、それでこんな感じになりました!
写真だとヘロヘロに見えるかもしれませんが、、、実物は(僕の目が弱ってきていることもあり)もうちょっといい感じですw
背面もこんな感じ。
Car Cultureシリーズのグラフィックスってメインラインのタンポと違ってエナメル溶剤ぐらいでは落ちないため、修正もガンガンできるのがありがたいところ。
・・・しかし、、、こうやってみると思いっきりウィンドウパーツが逆についててハマってないですよね。。。
ああ、なんで気づかなかったんだろう。悔しいっす!!
ホイールのシルバーはこんな感じ。
こっちも実物だとなかなかギラギラした感じになりました。
でもあれですね、キャン★ドゥのシルバースプレーの方がよりギラギラしてるかも。
調子ぶっこいて、ヘッドライトのバッテンも再現してみました。
細くきったマスキングテープを黒く塗って貼り付けているだけです。
これも遠目だと(ry
おわりに
というわけでBMW 2002のレビューでした!
僕は初めて手にとったアイテムなんですが、なんかすっごい可愛くていいですね。
買ってから家に帰るまで、チャリンコを漕ぎながら「やっぱり510ブルにしておくべきだったか・・・」と悩んでいたのがウソみたいに愛おしい一台となりましたw
あれですね、同時期にDRM?だかで活躍したという3.0 CSLあたりと一緒に飾りたい感じ。
Replica Entertainment FORZAの’73 BMW 3.0 CSL RACE CARのレビュー!これはプレミアムな一台!
あとはあれだな・・・時間を見つけてウィンドウだけ直してあげたいところです!
Comment
更新お疲れさまです。
レアなエラー品を手に入れるあたりは、さすがニワカ師匠と唸らされます。
私もこのアソートはベンベのマルニ、エスコート、ジュリアスプリントの3モデルを購入しましたが、残念ながら全て正常品でした。
こちらでは510が1番人気、次いでMWポルシェだったようです。
私は既に510についてはBREカラーにしか興味が沸かす、MWポルシェは複数保有しているので下位の2台だったのですが。
現在販売されているレーシング・オンという雑誌にピート・ブロック氏のインタビューが掲載されていて、興味深く読みました。
「自分が手掛けたモデルがミニカー等で長らく愛されていることに感謝している」とあり、思わず目頭が熱くなりました。
タバコの煙のせいで。
ダニエルウォーターさん
コメントありがとうございます!
いやマジで・・・なんかエラー品ゲット率の高さにビックリです。
しかも、最初に手にしてたヤツがエラー品じゃなかったのに、わざわざあとで取り替えてエラー品を持ってくるとか、、、、
>残念ながら全て正常品
交換して!www
>510が1番人気、次いでMWポルシェ
510人気は揺るがないものの、お店によってはポルシェが人気だったりマルニが人気だったり、エスコートが人気というところもあったみたいですね。
なんだかそういう話を聞くのも面白いです!
※僕も同じ型のキャストを持ってるという理由で優先順位が低めでした。
>タバコの煙のせいで。
ファーwwwwwww
ピート・ブロック氏涙目w
お晩で御座います
昨日はお疲れ様でした “(_ _)”
自分的にもこのBMはとても良いと思うのですが、
何故か売れ行きがあまり芳しくないんですよね。
5-Pack「Car Meet」のBMW2002と白黒違いなので、
密かに押えておきたい一品でした。
4日ブリッに地元量販店で再度ドアスラの売れ行き確認と、ベーシックの残り物を
探してきたんですが。あれから1台も売れてねぇ~~~!!○| ̄|_ =3
ベーシックも自分が丁寧に釣り掛けに1列全て同種を並べたんですが、
・シティーターボ(銀)
・ポルシェ944(赤)
・フォードGT40(ガルフ)
・ボルボエステート(青白)
相変わらずそのままで売れる気配無し。
何を摘もうか真剣に策を練っていたら、突然照明が全て落ち、
サイレンが鳴り響き、「火災発生、速やかに近くの非常口から避難せよ」、「ニイタカヤマノボレ」
との自動放送が流れ出し、強制的に全員退店させられました。
しばらくしても入店できない状態という事で、お店の事を案じながら帰宅。
もしかして英語ワカリマセン・ミッドウェイ作戦を使えば、1人選びたい放題だったのか!?
というシチュエーションを頭の中で考えつつも、日本人として恥ずかしくないよう
清く正しく行動し、避難致しました。
誤報だったのか、本当の出火だったのか詳細は後日聞いてきます。
乙さん
おばんですぅ。コメントありがとうございます!
Car Meetのヤツ・・・ほんまやぁ。
って、ちょっとグラフィック違いますw
>英語ワカリマセン・ミッドウェイ作戦を使えば、1人選びたい放題
いやいや・・・w
そもそも普段から選びたい放題じゃないですか!!!
何事も無かったようで(?)良かったです。
944やフォードGTが残りまくってるっていうのは日本では本当に考えられないですねえ。。。
まいど!
02は楽しい車でしたよ。
昔、今回のモデルのテールランプのみ角型にした感じの(今回のモデルは丸テール)のtiiをターボルックにして乗ってました。
パワステの無い重ステが懐かしいです。
旧車は手がかかりますがいつ壊れるかわからないドキドキ感やメーカーごとのデザイン(BMWのキドニーグリルなど・・・)や足回りの味付けが楽しいですよね。
同じ道を走っても現代の高級車でゆったり走るより目的地に辿り着けたときの達成感があったように思います。(昭和の思い出ですw)
と、ナイトライダーは人気ですね!
オクのウオッチ登録で見るとダントツにK.I.T.T.です。
ナイトライダー>ゴーストライダー>007って感じです。
ドアスラマーズは510が独り勝ちですね。
どのモデルも個人個人の好みですが旧車の日本車って人気ですね。
自分はホットウィールのフレアラインのアメ車が好きです。
入手した品は眺めてニヤニャした後はオクに流してますがなぜかフレアラインの車が手元にたまっていってますw
ニヤリ☆
まいど!!さん
コメントありがとうございます!
02ユーザーさんでしたか~。うらやま。
>目的地に辿り着けたときの達成感
やっぱり苦労が伴うと、同じ「目的地に着く」ということだけでも楽しみが全然違うんですねw
>旧車の日本車って人気ですね。
今の日本におけるホットウィール人気って、そこだと思うんです。
むしろ、これがなくなった時、ここに飽きられた時にどれだけのファンが残るのか・・・?
>フレアライン
ファイアパターンですよね?
僕もホットウィールにハマったキッカケの一つがそれで、未だに未開封で集めまくってたりします。(でもキリがねえ)