CALIFORNIA CUSTOM ’63 VETTEのレビュー!ピンクのギラギラで一目惚れしちゃった一台!
2018/03/08
先日のCALIFORNIA CUSTOMの記事にて「ルースをゲットした」と書いたのは、この’63 VETTEでした。
・・・こんなの、誰が見たって一目惚れしちゃいますよね・・・?
僕が所有しているホットウィールの中でも1、2を争うカッコよさです。
※そして僕が所有する中では1、2を争う高額アイテムでしたw
というわけで、CALIFORNIA CUSTOMの’63 VETTEのレビュー、いってみましょ!
カリフォルニア・カスタム ’63 ヴェットのレビュー
今回紹介するのは1990年に展開されていたCALIFORNIA CUSTOMシリーズから’63 VETTEです。
僕はルース品で入手したので、上の写真にあるようなカードおよびオマケは付いていませんでした。
こうして見ちゃうと、いつかは完品が欲しいっていう欲が出てきちゃいます・・・。
それでもかなり綺麗な状態で出品されていたので、昨年末あたりにそこそこ高額でゲットしちゃったというわけです。
※といってもebayで$10前後で取引されているアイテムなので、それ+αぐらいと思ってもらえれば。
’63 VETTEについて
’63 VETTEはその名前から想像がつく通り、’63年式のコルベット「Split Window」です。
Split Windowといえば・・・以前HOT WHEELS 3(3カーパック)のグリーンカラーのものをゲットしてレビューしました。
なので、この車種自体の詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
僕は基本的にダブりもカラバリもゲットしない方針なんですが・・・もうこれは一目見ただけでノックアウトされましたね・・・。
そもそもグリーンの方は息子に取られちゃいましたし、補填といった形で自分を納得させてます。
ちなみにSplit Window(C2 Corvette)は先日お台場で実物を拝見し、その色気にやられてきたばっかりです。
ただ、それよりも前にこのキャストはゲットしているので・・・決してお台場のモノホンに触発されたわけじゃないんだからねっ!
では各部見ていきましょう~。
フロント・リア
正面から見ても、後ろからみてもピンク色のギンギラです。
そしてこのモデルの特徴である・・・お尻!
見事にふたつに割れてますね・・・。
あっ、お尻が・・・じゃなくて、リアウィンドウがです。
そう、このC2 Corvetteがなぜ「スプリットウィンドウ」と呼ばれているのかというと・・・このウィンドウの分割(スプリット)に由来していました。
同じC2世代のコルベットでも’63年ものだけが、この割れたお尻を持っているんですね。
ちなみに、先に入手していた2016年マルチパック限定カラーのSPLIT WINDOWと比べてみると・・・造形が若干違うことに気づきます。
実はこのモデル、1980年にデビューしたあと1987年に一回リツールが入りました。
そして1995年にもう一度リツールされているんです。
デビュー時は「Hi-Rakers」というシリーズで、奇しくもSUPER CALIFORNIA CUSTOMみたいに後輪が高く上がるギミックがついたものだったのですが、1987年にそれが廃止されます。
そして厳密には1995年までの間に「プラスチックベース」ものが登場しており、1995年にはベースパーツの構造そのものが変更になっているんですね。
その最たる変更点は車体後部下のスライドクリップです。
リツール前はボディをベースに引っ掛けて、底面を1点だけかしめればよかったのですが、リツール後は2点かしめに変更になっています。
サイド
ボディサイドから見た眺めはまさに90年代初頭のカリフォルニア・ルックといった感じですね!
特にピンク色のボディにイエローホイールを合わせているあたりがたまりません。
「・・・もっとビビッドな蛍光カラーのボディだったら、より当時のカリフォルニアっぽいんだけどなぁー」と思った方、いませんか??
実はこのCALIFORNIA CUSTOMの’63 VETTEにはカラーバリエーションが存在しており、そちらは蛍光ピンクのエナメルカラーだったりします。
Freeway Frenzyというレーストラックのセットに’65 MUSTANG CONVERTIBLEと2台セットで付属していたものらしく・・・こちらの方が希少価値が高そうな感じがしますね。
CALIFORNIA CUSTOMの車種は「ボディサイドにCal Customという文字が入っている」という特徴があり、この’63 VETTEも例外ではありませんでした。
ブルー地にピンクで文字が描かれていて、これぞネオンカラーといった感じ。
ヤシの木にかかるように浮かぶ満月がカリフォルニアの熱帯夜を思い起こさせます・・・。いってみてぇー!(行ったことない)
ホイールはイエローのTRR(Turbine Real Riders)でした。
余談ですがこれ、リアルライダー採用モデルのくせに当時のブリスターカードを見ると「$0.99」の値札が貼ってあったりするんですよ。
もし今当時のUSに行けるのなら、余裕で箱買いしますよね・・・。
トップ・ベース
ボディトップも言うまでもなくピンク色でギンラギンラです。
あまりに反射するので、マスクをした僕が写りこんじゃってます。(今年の花粉・・・ヤバいですね・・・)
僕はこのボディカラーを見たときに「もしかして・・・マテルはCalifornia Customでデビュー当時のホットウィールをリバイバルさせたかったんじゃないか!?」と感じました。
スペクトラフレームが当時の子供たちを魅了したように、ここまで派手にギラギラしたボディなら1990年代の子供たちも虜にするに違いないからです。
ただしこれは、デビュー当時の高級なスペクトラフレーム塗装ではなく、あくまで「ピンククローム」です。(パープルクロームとする意見もあります)
なので、当時の大人のファンにしてみたら逆に安っぽく映ってしまった可能性も否定できませんね。
・・・現代のコレクターである僕からしたら・・・めちゃくちゃカッコいいんですけどw
ボンネットからルーフを一直線に、サーフボードのような模様のタンポが入っており・・・これもなんだかカリフォルニアっぽいです。(小並感)
ちょっとだけズレちゃってるのが残念ポイントかな。
底面には1979年の著作年と、マレーシア製であることが記されています。
この金型は一回目のリツール版(1987年~1994年)のものなので、本来の著作年とは違いそうですね。
参考までに載せておくと、これが現行モデル(二回目のリツール版)です。
基本的なデザインは踏襲しながらも、プラベースになってしまった点など、コストダウン感が見た目にもわかってしまう感じかと。
※比べてみなければ気づきませんが・・・。
おわりに
というわけで、CALIFORNIA CUSTOMの’63 VETTEでした!
どうですか・・・めちゃくちゃカッコ良かったですよね・・・。
これは僕がCALIFORNIA CUSTOMの車種を欲しくなっちゃう理由もわかりますよね!?
・・・それとも若い子たちにはグッと来ないかな・・・?
僕としては、もうこうなったらネオンカラーのモデルをたくさん集めて、90年代カリフォルニアな気持ちに包まれてホクホクしたい!
・・・そんな感じです。
Comment
きれいなピンクですね~ すばらしい!
これでスペクトラじゃないとは思えませんね。
青いアクセントもイカしてますし。
私もネオクラシック版の奴を持っています。
ぎんぎらぎんの赤いスぺクトラフレイムです。
ヤフオクで買ったんですが、我が家でも最高値です。
hanaクマさん
コメントありがとうございます!!
本当に綺麗なピンクなんですよ・・・こう書くとなんだかエロいですけどw
ただ実物を見るとやっぱりスペクトラフレームとは別物なんだなと思わせられます。
(どちらが良い、悪いという話ではなく。)
>私もネオクラシック版の奴を持っています。
ネオクラ版ですか!!
拝見しましたが、これまたいいですね~!!!
というか、それが存在するということは・・・2回目のリツール版にもメタルベースのものがあるわけですね・・・。
奥が深いぜ。。。
カリフォルニアカスタムの、63 VETTEめっちゃくちゃカッコいいですね
このボディカラーにやられますね
にわかマニアさんがKOされたのもわかります
自分もこのシリーズは持って無いんですがカードデザインもいいですね
パームツリーにC 4コルベットかな&サーフボード
自分の若かりし頃のテイスト満載です
コブラやBUGなど魅力的なキャストばかりでいつか手に入れたいです
ところで、最近の密かなる楽しみですが
勝手にフレームbest10とか57シェビー大集合やらVWミュージアムとかやりなが一杯ってます
MKBさん
コメントありがとうございます!!
>にわかマニアさんがKOされたのもわかります
ですよね!?
共感してもらえてうれしいです!
カードデザインもバリエーションがあるみたいなんですが・・・いずれにしろ90年代っぽい感じで懐かしいんですよね~。
おそらくここら辺を懐かしめる人には胸を抉られるようなラインナップなのかなとw
>勝手にフレームbest10とか57シェビー大集合やらVWミュージアムとかやりなが一杯ってます
おおう・・・さてはガレージから発掘されたアイテムたちを肴に楽しんでいるわけですね。うらやま。
僕もベスト10とか自分でやろうかなぁ・・・。
いや~、ギンギラギンにさりげなく、
素晴らしい一品ですねぇ~!!
これは自分も見かけたら絶対購入してしまいまっす!!
しかも結構重厚感があって今のHWには無い感じですね。
トミカが日本製だった頃の、こんな感じのキラキラ車を
今でも所有してるんですが、やっぱり作りが現行品と
比べて違うんですよね。
悪魔の”乙”さん
コメントありがとうございます!
うん、やっぱり未だに「ギンギラギンなのにさりげない」という状態はよくわかりませんねw
>これは自分も見かけたら絶対購入してしまいまっす!!
いやー、共感して貰えてよかったです!
世が世なら「なんかギンギラでダセェ・・・」とか言われてもおかしくないアイテムですしねw
>しかも結構重厚感があって今のHWには無い感じですね。
ですね~。
それこそHWCとかの高額モデルならもっと重厚感もありますが・・・それともやっぱり違う感じがします。
現行品との違いは物価上昇や原材料費の高騰を考えても仕方ないですね。
それでも数十年前とほぼ同じ価格で販売しているというのは逆にすごいことなのかも。
なぜかタイトルと画像を見た瞬間に、マッチの
「ギンギラギンにさりげなく」が頭の中で
流れ始めてきました(笑。
確かに、ほぼ同価格というのは凄いですね。
日本のようにお値段据え置き!、・・・ですが、
内容量を100gから90gになりましたとかじゃないのは
素晴らしいです。HWが今の大きさから10%程小さくなります
とかいったら過激にゲンナリしますが。
>>現行品との違いは物価上昇や原材料費の高騰を考えても
仕方ないですね。
まさに仰るとおりです (_ _;)
悪魔の”乙”さん
半分タイトルに釣られてますねw
>内容量を100gから90gになりましたとかじゃないのは素晴らしいです。
サイズこそ変わってないですが、重さはガチで100gから90gとかになってると思いますw
なので、昔のホットウィールとか今のプレミアムラインものを触ったあとで現行メインラインを手にすると・・・すごくチャチに感じることがあるんですよね・・・。
記事を楽しく拝見させて頂いております。
部屋を掃除していましたら、63vetteと、1996holidayがでて来ましたので思わずコメントしてしまいました。
最強訳あってベーシックを全て手放してしまったので、こちらもどうするか悩んでおります。
コレクションが減った分、ブログで楽しませていただいてます!
これからも更新頑張ってください!
euukieさん
コメントありがとうございます!
ぬああ・・すべて手放してしまいましたか〜!!
僕にもそういうタイミングが来るんだろうなぁ、、、
でも「これだけは!」ってキャストは手元に残しておくかも??
今後ともどうぞ宜しくお願い致します^^