KENNY SCHARF’S “ZOOOM!” CUSTOM T-BIRDのレビュー!生ける伝説によるコラボ・ホットウィール!![HXD50]
届きました~!
ホットウィール×ケニーシャーフ先生のBazoomka!・・・じゃなくて、Karbombz!!
ホットウィールロゴがモンスターになっているパッケージからすでにいかしてます、、、
ケニー先生を敬愛する方も、ご存じない方も・・・見ていきましょう!!
ケニーシャーフの”ズーーム!”カスタム・Tバードのレビュー
本日紹介しますのは・・・Mattel Creationsから発売されたHot Wheels × Kenny Scharf、KENNY SCHARF’S “ZOOOM!” CUSTOM T-BIRDでございます。
Creationsアイテムなので「CERTIFICATE OF AUTHENTICITY」・・・つまりこの芸術作品の真贋証明書のようなものが入ってました。
アーシャムの時にもありましたね~。
ERODED MUSTANGのレビュー!Daniel ArshamとHot Wheelsのコラボアイテム![HPJ33]
逆にいうとコレ・・・この証明書がないルース品が出回ってても価値ないで!ってことだったりするんでしょうか???
アクリルケースにも例のホットウィール君が描かれてますね。
ほんでケニー先生のサインも印刷されてました。
同時発売された10倍の値段がする「本物のサイン入りバージョン」は秒で売り切れてましたが、、、やっぱコレがアート作品であると考えるなら10倍のお金を払ってでも、bot使ってでもそっちが欲しいと思うのは当然なんですかね~!
ちなみに本物のサイン入りバージョンはアクリルケースの台座もケニー先生のカラフルなイラストが描かれております。
でも僕が購入したバージョンも何やら小宇宙のようなイラストが入ってて良き。
Kenny Scharf先生についておさらい

Photo by Hot Wheels Collectors.com
Kenny Scharf氏は1980年代のNYアートシーンを席捲した1人!
ジャン・ミシェル・バスキアやキース・ヘリングと共に学び、アンディ・ウォーホルとも活動を共にした生ける伝説ともいうべきアーティストです。
そんなケニキのアートワークの1つである「Karbombz」は実際の車をスプレーアートで仕上げるものでして。
今回は古いフォード・サンダーバードがそのモチーフとなり、ホットウィールはそれをキャストとして再現した・・・というわけなんですね。
CUSTOM T-BIRD (HWC) について
さてさてそういうわけで、今回のキャストはHWC版のCUSTOM T-BIRDでございます。
CUSTOM T-BIRDというのはホットウィール最初の16台「Original 16」に含まれる1つなんですが、それを後年にHWCアイテムとして起こし直したものがコレ。
ホットウィール誕生前夜である1967年モデルから5代目となったフォード・サンダーバードですね。
グラマーバーズとか言われてます。
この世代からT-BIRDの高級志向・大型化が始まり、リンカーンコンチネンタルマークIIIとの共用ボディが使われるようになったそうです。
・・・が、それは1968年からだったそうなので、おそらく1967年型のコレはまだリンカーンではなかったわけでしょうな。
ホットウィールにおいて、オリジナル版は前述のとおり1968年に誕生しております。
今回のは2018年に(ホットウィール50周年を記念して)企画されたHWC Original 16というリツールシリーズで誕生した金型のモデル。
デザイナーはBrendon・・・かと思いきや、Mark Jones先生だそうです。こっちも生ける伝説!
これまでにデビュー品と、ディスプレイセット品、そしてこのケニシャフコラボ品の3つしかバリエーションがありません。
デビュー品は6,000台限定と少数だったんですが、当時は今ほどHWCも白熱しておらず、わりとずっと余ってました。
一番稀少なのは1,500セットしか作られなかったディスプレイセット品でしょうね。
(ケニキのサイン入りも100台しかないんだけど、ケースが違うだけで中身のミニカーは同じなのでね)
では各部みていきますよー。
フロント・リア
いやー、アートしてますねw
いいなぁ。グラマーバーズの魚みたいな口(フィッシュマウス)がまさにピエロの口・・・いやおばQの口みたいになってます。たまらん。
刺さらん人には刺さらんけども、刺さる人にはグッと刺さる・・・そういうのを作るのが上手ですねえ、、、
サイド
ボディはギラギラしてるんですけども、スペクトラフレームじゃありませんでした。
細かい粒子のメタルフレーク・ティールって感じのカラーリングです。
そこに・・・誰やねん!って感じのキャラクターがね。
Cストライプみたいな感じで描かれてます。
何気に左右で表情違うっていう手描き感。
実車の方はこれがスプレーで描かれてるんですけど、ミニカーはさすがにそれを模したフィルム印刷ですな。
(ちなみに、実車の完全再現ではなく、あくまで「模した」イラストだったりします)
トップ・ボトム
あのねw
アートって面白いもんで・・・「ふざけてんですか!?」って感じの仕上がりですよね。
だってエンジンフードのパワーバルジに描かれた緑の顔とか、めちゃくちゃおもろいやん!!!
あとは謎の渦巻きとかね・・・。
一見すると「落書きでしょ?」っていうようなことをアートカレッジとか出た人が大真面目にやってるんですから。
わたくし、美大目指してた人間なもので、アートについてはいろいろ語りたい部分もあるんですけども!!
語ってたら1年ぐらいかかっちゃいそうなので、この辺で。(大嘘)
レトロな雰囲気の底面には1967年の著作年が入ってますが、実際には2017年とかのはずですね。
工場は中国となっております。
エンジンも見よ!!
そうそう・・・CUSTOM T-BIRDですんでエンジンフードはパッカーと開きます。
何やらV型エンジンが搭載されているのがわかります。
年代的にはFord FE V8なんですけども、CUSTOM T-BIRDですし、もちかちたら385 V8とかいうヤツに載せ替えられてるかもしれません。
で、中央の丸い・・・エアクリーナーですかね?の上にもケニシャフ的な印刷入り。
芸が細かくて良き!
Original 16と比較・・・!
せっかくなのでワタクシ所有の、リペア版CUSTOM T-BIRD(HK)と比較していきましょうね・・・
リペア版はカシメを閉じていなくてちょっとボディが浮いちゃってるんですが、、、それを抜きにしてもわりと違った雰囲気の印象ですね。
まぁ、そもそも僕の手元に来たヤツは「母ちゃんに踏まれて潰れたジャンク」みたいな状態だったので参考にならないかもしれませんが。。。
いうて・・・やっぱりフロントガラスからノーズまでの長さとか、エンジンフードの形状なんかも違うんだなーと。
この辺りはホンコン版かUS版かでも違うんでしたっけ・・・?
サイドビューはわりと同じ雰囲気でてますね。
とにかくタイヤハウスの広さがレトロホットウィール感を演出できると思うのよね。
・・・しかし、リペアRLホイール酷いな・・・w
rin-chan氏に紹介してもらったアリエクのヤツにスワップするしか、、、
パカッと内部もだいたいおんなじ感じ。
まぁ当たり前ですけど、HWC版のOriginal 16は元ネタのOriginal 16を踏襲して、それを綺麗に仕上げた感じになっているのよね。
おわりに
というわけで!Kenny Scharf先生のコラボウィール、”ZOOOM!” CUSTOM T-BIRDでございました。
いやー、今回Creationsのアーティスト枠でありながら$35というお求めやすい(お求めやすい!?)価格だったのは非常にありがたかったです。
既存金型を使ったからだろう、というのが僕の大方の予想でありますが・・・にしてもアーティストへの版権料などなどはどうしていたのか?疑問は尽きません。
($300の100台ぶんだけで賄えるとも思えないしねえ)
さてさて・・・いつも思うんですけども、この手のアイテムってどこにどう飾るのが正解なんでしょ。
家族に「アートだから!もうアートだから!」つって納得させてリビングでしょうか!?
Comment
ども~。
飾るのはズバリ「床の間」ですな。生け花の代わりに。掛け軸の前に。
相変わらずタオバオ頼りなワイ・・・
シボレー・ブルックウッドが、(予約)359~370元(7,250円~)で出回っていてクネクネしています。
公式だと5,900円+送料でしたっけ?
RLC会員ではないワイ・・・。さらにクネクネする。
KENNY SCHARF’S “ZOOOM!” CUSTOM T-BIRDは、410元(8,300円)でした。
買わんけど。
レビューありがとうございます。眼福、眼福。
送料按分は、ワイの場合50~100円/個になると思います。
お早う御座います。流石に暑くて滝のような汗が半端ない。スポンジのカーニさんかと思っていたら違うのねん。此方はエリート64のとRLCが期待ですね。まだ来てないけど(入手すらしてない)
おはようございます。
おぉ~アートしてますねぇ!おもろw
高嶺の花の六面図レビューありがたいです!
>ふざけてんですか!?
なんか一瞬「ふはっ」ってなるようなねw
私は絵を描いたりは出来ないのですが、自分でも描けると思わせるというか。
でも実際描こうとすると、めちゃくちゃむずいっていう。。。
構図・配色・モチーフ等、デザイナーさんのセンスと計算で作品が成り立ってるのを実感します。
>アートだから!もうアートだから!
家族:汚れたりして価値が下がるといけないから、自分の部屋で保管してね!
お晩で御座います
なんとなくですが…、自分も頑張れば描けそうな気がしてきた今日この頃、
如何お過ごしでしょうか。個人的にはニワリペTバードの方が味わい深くて好みです♪
本日は休日でゆっくりしようと計画してたんですが、ベーシック入荷速報に地元&危険町へ走る羽目に。
結果
・地元-Gアソx17箱
STHx2台(緑ポルシエラリー)
THx17台(バースデーバーナー)
・危険町-Hアソx6箱
STHx0台(マスタングファニーカー)
THx6台(チルミル)
入荷の偏りが酷いですが、全箱TH現認。
かなり欲しかったチルミルと誕生日ケーキをゲットできたので悦に浸っております♪
「’71 カシメラレテシマスタング・ファニーカー」はノーマルだけどこれまたGJ!