Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

ホットウィールの情報をまとめるにわかファンサイトです。

亜鉛ダイキャストを加工して、ハコスカをカスタム(ハコスカスタム)する!

先日入手した、2017年Mアソのハコスカ。

真っ白仕様にしてみたいという理由でリムーバーでタンポを落とした記事は記憶に新しいかと思います。
[参考]ホットウィールのタンポ印刷を剥がす方法。リムーバーと綿棒でやってみた。

実はですね、僕はこれ、もう一つやってみたいことがあったんですよ。
それは、「ハコスカをハコスカにする」ということ。

な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが
あ・・・ありのまま・・・思ったことを話したぜ・・・

要するにこういうことです。

バァァーン!

ホットウィールにラインナップされているC10スカイラインって、レース仕様のヘッドライトカバーがついたバージョンじゃないですか。
それを、ライトカバーを外した状態(かつ、オイルクーラーも取り除けたら尚良し)にカスタムできないかな、と。そう思ったわけです。

うん、「トミカの栄光のGT-Rセットを買えばいいのに」は禁止。

こういうのはやっぱりホットウィールでやるからこそ意味があるんですよ!
(何の意味があるのかはわからない)

というわけで、実験的にハコスカをハコスカにカスタムするお話です。
そのためには当然、亜鉛ダイキャスト部分の加工も必要なわけで・・・僕がやった方法をまとめました。

ハコスカをカスタム・・・ハコスカスタムだ!

今回犠牲になってもらうのはこちら。
2017年MアソートのNISSAN SKYLINE H/T 2000GT-Xです。

ジャパンヒストリックスにもラインナップされていた一台ですね。
こちらは実車がJun Imai氏のインスタでも紹介されていました。

#WILDCARDS X #KAIDOHOUSE 💙🖤

Jun Imaiさん(@kaidohouse)がシェアした投稿 –

WILD CARDS x KAIDO HOUSE

だそうです。

そんな貴重な一台を実験に使わせていただきます!申し訳ない!

亜鉛ダイキャストは加工できる

今回の目標はまずヘッドライトカバーを外すことなので、そこから削っていきます。

このハコスカのボディはZAMAC(亜鉛ダイキャスト製)なのでなかなか加工に手を出せない印象がありますが、小型のリューターとかでも根気よくやっていけば削って行けることがわかりました。
なんだったらデザインナイフでもすこーしずつ削っていくことができます。(刃こぼれするけど・・・)
[参考]ZAMACとは?ホットウィールの各種Exclusiveモデルについて

※ちなみに、いままでさんざん「アルミダイキャスト」と書いていましたが、ZAMACのZが亜鉛(Aがアルミ)であり、亜鉛の含有量が多い合金であることを考えても「亜鉛ダイキャスト」が正解っぽいですね。
ZAMACのアルミの含有量は4%程度だそうです。

ヘッドライトカバー部分を削るのに僕が使ったツールは、15年前ぐらいに購入したホビー用のハンディリューターです。

こんな感じの。
当時ガンプラを改造しようと購入して、ほぼ使わないで取ってあったもの。
先端ビット部がサビサビでしたが、なんとか少しずつ削っていけました。

今後がっつりカスタムしていこうって人なら電池式の小型のヤツじゃなくて、電源コードから引っ張ってくるパワフルなヤツをオススメします。

穴が開いたらヤスリで整えていこう!

チマチマ削ること3日・・・ようやくここまで行けました。
※1日あたり1~2時間です^^;

ヘッドライト部分をまるっと作り直しちゃおうと思ったので、グリル部含めて穴をあけちゃいました。
ついでにオイルクーラー部分もやや削ってあります。

ここから100均で購入したダイヤモンドやすりをつかって穴の形を成型していきます。

ダイヤモンドやすりって表面にダイヤモンドがついてるんですよ。すごいですね!(真顔)

ヘッドライト&フロントグリル部の加工

やすりで整えたらヘッドライト部を作っていきます。
今回はなんとなく、同じ日産のブルーバードワゴンから流用しようと思いました。

おゆまる君を使って型をとっていきます。
[参考]プラスチックねんど「おゆまる」でリアルライダーを複製して足回りをドレスアップ

こんな感じ。
理想としては「これをこのまま突っ込んで完成~!」が良かったんですが、やっぱりちょっと形状が違いますよね。
ハコスカの方がもっと目つきが悪い気がします。

なので、いったんこれをバラして、組みなおすことにしました。

まず、穴を開けたフロント部に切り出したプラ板を突っ込みます。

なんとなくこの時点でキャラクターカーっぽくてかなりカッコよく・・・これはこれでいいんじゃないかと思えましたw

でも気を取り直して・・・このプラ板に、先ほどバラバラにしたパーツを瞬間接着剤で留めていきます。

おおおっ・・・なんとなくゴールが見えてきました。
いろいろ思うところはありますが、あとは着色して完成です。

上達のコツは「下手でも完成させること」!

というわけで、こんな感じになりました。
個人的にはかなり気に入ってますよ~これ!!

ボディカラーはZAMACのまま、フロントグリル、ヘッドライト、テールライト、フロントスポイラー、彩度マフラーのみ塗装しています。

リムーバーでボディカラーを落として、400番~4000番ぐらいまでのペーパーをかければZAMACのままでも見栄えするギンギラシルバーになるんですよこれが。

三度目の正直!スペクトラフレーム再々チャレンジ – トミカのコンチネンタルをレッドライン化

・・・今回はかなりペーパーがけをサボったので、、ダイキャスト地が汚いです^^;
あとでしっかりやろうっと・・・(たぶんやらない)

ところで、こういうカスタムをやる時のコツって、「下手くそでもやりきること」じゃないかと思っています。
取り掛かる前にはどうしても理想が膨らみすぎちゃって、あれもやりたい、これもやりたいってなるんですよね。
で、実際にスタートさせてみるとなかなか終わらず・・・結局飽きちゃう。

僕は若いころ、そういう未完成品のプラモデルをいくつも持っていました。

でも、妄想するだけ妄想して、結局手をつけないっていうのは何にも繋がらないんですよね。
ただ平積みの箱が増えていくだけ・・・というか。

なので、やりたいことがたくさんあったとしても、とりあえずクリアできそうな目標を決めたら、それをやりきる。
大人になってからはそう心がけています。(できているとは言ってない)

今回もダイキャスト地が汚いだけじゃなく、たとえばシャーシが白いままだったり、座席がレース仕様の1人乗りのままだったり、フロントバンパー部分が全然出来ていなかったりといった部分は納得がいってませんw

でも、今の僕にできる精いっぱいはきっとこのレベルだっていうことなんです。
これを繰り返すことで上達していくんだと信じています。

おわりに

というわけで、ハコスカスタムによるダイキャストの加工(など)でした。
ホットウィールの醍醐味の一つには、「メーカー側がカスタムを認めている」ということが挙げられると思います。

ならば、こうやっていろいろ楽しんでいくのもまた一興ですよね!

自分でカスタムすれば日本車にフレイムス・・・なんてのもできちゃうし。

これ、意外と似合いそうですよ・・・(ゴクリ)

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

  こんな記事も読まれています

Comment

  1. ぷっちゅ より:

    Zおじさんこんにちは!
    もうすっかりカスタムの人になってきましたねー
    個人的には大好物なのでこのまま突き進んで欲しいところですw
    ところで今回のカスタム大成功ですね!塗装を落としたことで、丁度良いウェザリング加減で草ヒロ感が出てて…とにかく格好いいです!
    自分も早速シーハルクのダッジバンで塗装剥ぎやってみようかなーと思います。
    ではまた

    • にわかマニア管理人 より:

      ぷっちゅさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      って、Zおじさん!?
      待って?全然Zと関係ない記事じゃないですか!w

      >もうすっかりカスタムの人になってきましたねー

      やってると楽しいんでいろいろ手を出しちゃってますw

      >ところで今回のカスタム大成功ですね!塗装を落としたことで、丁度良いウェザリング加減で草ヒロ感が出てて…とにかく格好いいです!

      おおおおお!そう言って貰えると本当に嬉しいです!!!ありがとうございます!
      コンテストとかに出せるような出来じゃないのは重々承知しているんですが、自分でも本当に「よし、頑張った!」って思っていたのでw

      本当はもっとストック状態に近いピッカピカに仕上げたかったんですけどね・・・。
      でもそうか、「これはウェザリングです」って言えばよかったんだw(自分で言っちゃダメ)

      >自分も早速シーハルクのダッジバンで塗装剥ぎやってみようかなーと思います。

      グリーンラインのRR、グリーンのウィンドウがどう映えるか楽しみですね!!

  2. 八面蛙 より:

    管理人さん、こんにちは

    私はCorvette Stingray (’75)でやりました。

    このキャストは全体のプロポーションと前後のディティールは素晴らしいのですが、惜しいかな筋彫りがリトラクタブルライトだけで、横から見るとすごっくのっぺりして見えるんですよね。(リリースされているモデルはそのあたりをデザインパターンでうまくカバーしていますけど)

    そこで、ばらして塗装をはがし、左右ドアとエンジンフードの筋彫りを施しました。

    ひたすら工作ナイフで削り、耐水ペーパーで研ぎだしました。筋彫りの全長はせいぜい10cmぐらいのものですが丸一日かかりましたよ。亜鉛ダイキャストって意外と固いんですよね。

    あとは昔プラモ制作でならした腕で、外装は赤、内装は白、ブラックのメーターパネルにウッドステアリングと、思いっきり自分好みに仕上げました。

    これがもっと大スケールのモデルになると、高価でカスタム化がためらわれますし、塗装を落とすだけでも一苦労ですよね。

    HWならたかだか数ドルのベースと2~3日の手間で自分好みのモデルが手に入るので、やらない手はありません。

    ただし、”実”でやろうとするとベースモデルを手に入れるのが大変かも。

    • にわかマニア管理人 より:

      八面蛙さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >Corvette Stingray

      仰る通り、リリースされているモデルではあまり「のっぺり感」を覚えたことがなかったです。
      でも確かにZAMAC状態にしたら寂しいのかも・・・?と思いました。
      プロポーション的には初期ホットウィール感もあってかなり良い感じがしますけどね~。

      >ひたすら工作ナイフで削り、耐水ペーパーで研ぎだしました。筋彫りの全長はせいぜい10cmぐらいのものですが丸一日かかりましたよ。

      おお・・・筋彫りを1日がかりで。。。お疲れ様ですw
      こういうのに熱中すると「時間が無限にあればいいのに」っていつも思います。

      >あとは昔プラモ制作でならした腕で、外装は赤、内装は白、ブラックのメーターパネルにウッドステアリングと、思いっきり自分好みに仕上げました。

      すごっ・・・。
      3インチミニカーだとその精度をどこまで上げられるのか・・・ってところがポイントだと思うんですが、メーターパネルにまで手を出されているとは。。。
      ていうか、ホットウィールの内装パーツって色が乗らない(またはすぐ剥がれちゃう)印象があります。

      >HWならたかだか数ドルのベースと2~3日の手間で自分好みのモデルが手に入るので、やらない手はありません。

      確かにそういう考え方もできますね。
      ストック状態でのコレクション品と考えると開けづらいパッケージも、カスタムの素材と思ったら気軽にブリッといけたりして・・・。

  3. sk8er より:

    大変ご無沙汰しております。
    久々に骨太なカスタム系ポストだったのでうれしいです!

    今回もっとも重要だったのは

    >こういうカスタムをやる時のコツって、「下手くそでもやりきること」じゃないかと思っています。

    というところです。
    私もまったく同じ信念を持っていますw
    そこがうれしかったです。

    個人的なミニカー趣味はHOT ROD系+REAL RIDERSに進んでおり、
    このところそれっぽい謎車も出ないので最近は新しいHWを買ってません。
    ネットでREAL RIDERSのモデルを買うばかりです。(JADAやMAISTOが増えてきました)

    でも今回のハコスカで地金が磨かれていないままなのを目のあたりにして
    フラストレーションを感じました。それが自分の磨きかけを仕上げる
    いい動機付けになりそうです。ありがとうございましたw

    • にわかマニア管理人 より:

      sk8erさん

      ご無沙汰です!コメントありがとうございます。

      >今回もっとも重要だったのは
      >>こういうカスタムをやる時のコツって、「下手くそでもやりきること」じゃないかと思っています。
      >というところです。
      >私もまったく同じ信念を持っていますw

      共感してもらえて、こちらこそうれしいです!
      本文にも書きましたが、「妄想ばかりが膨らんで仕上がらないモデル」というのが自分の家にたくさんあったので・・・それが一番もったいないよなと思ったんです。
      ・・・とはいえ、こういう楽しみ方も含めて「自由」だとは思いますが!

      >このところそれっぽい謎車も出ないので最近は新しいHWを買ってません。
      >ネットでREAL RIDERSのモデルを買うばかりです。(JADAやMAISTOが増えてきました)

      そうなんですか~。
      僕もかなりリアルライダーの虜で、最近オークションでいくつか購入してしまいました。
      2018年はHWもいろいろと楽しみな展開がありますし、そこまで温存しておくというのも手ですw

      余談ですが、HW以外のメーカーでもゴムタイヤはリアルライダーと呼ぶんですね?

      >でも今回のハコスカで地金が磨かれていないままなのを目のあたりにして
      >フラストレーションを感じました。それが自分の磨きかけを仕上げる
      >いい動機付けになりそうです。ありがとうございましたw

      ちょww
      磨かれていなかったのはごめんなさいとしか言えません。。
      いや、一応磨いたんですよ!軽く。400からコンパウンドまで一通り・・・。
      なので、ボンネットとルーフあたりは結構ピカピカだったりします。

      問題はリアとサイドでした・・・なぜここまで汚かったのか。。。w(サボったから)

      でも結果的にsk8erさんのカスタム心に火をつけたのなら、良かったとしたいところですw

      • sk8er より:

        地金の磨きは楽しいですよね。
        とはいえ私は#400から磨く手間をサボって、#1000で磨いて、
        あとは電動ドリルにバフを取り付けてそれで磨いています。
        わりと簡単にピカピカになると思います。
        ただボイド(す)があったりするとそこを平滑にもっていくのは
        やはり#400とかで手間をかけないといけないかもですね。
        塗装を剥がす前にはわからない地金の表面粗さには驚きますよね。

        他社品のゴムタイヤをリアルライダーと呼ぶわけはないんですが
        識別の便宜上そう呼んでいます。ユーザーも含め業界として統一してもらえると
        ネットオークションでの検索も楽になると思うんですけどね(^^;)

        • にわかマニア管理人 より:

          sk8erさん

          >とはいえ私は#400から磨く手間をサボって、#1000で磨いて、
          >あとは電動ドリルにバフを取り付けてそれで磨いています。

          たしかに・・・なんとなく400ぐらいからやらなきゃダメかと思ってたんですが、表面つるつるにするだけならそれでもいいんですね!?
          何気に僕も電動ドリルとパフのヘッドを1つだけ持っているので・・・やってみます!!!!

          >塗装を剥がす前にはわからない地金の表面粗さには驚きますよね。

          そうなんですよね~。
          ZAMACってただ単に「塗装してない」ってわけじゃないんだなと思わせられます。

          >他社品のゴムタイヤをリアルライダーと呼ぶわけはないんですが識別の便宜上そう呼んでいます。

          あ、そういう感じですか。
          ホットウィールが基準になっているようで、なんだかいいですねw
          オークションでの検索が楽になると、単に価格の高騰につながる可能性も。。。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です