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ホットウィールのアニバーサリーモデルまとめ

      2017/09/22  - ホットウィールの基本情報

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1968年にアメリカで産声をあげたホットウィール。
2018年にはその歴史が半世紀にもなる事になります。

歴史が長いということは、その分”誕生日”をたくさん迎えているということ。

ホットウィールも5年、10年という折に誕生祝としてアニバーサリーモデルを展開しています。

そんなアニバーサリーモデルをわかる範囲でまとめてみました。

 ホットウィールのアニバーサリーモデル

通常アニバーサリーというと、1年単位で祝ったりするものです。
ホットウィールのアニバーサリーはディズニーランドみたいに5年ごと。

しかもアニバーサリーモデルが登場したのは20周年からでした。
年代ごとに見ていきます。

1968年:誕生

この年は誕生した年なので当然アニバーサリーモデルはありません。
ホットウィール0歳の時です。

1973年:5周年

事業で5年続くというのはなかなかすごい事ですが、この年にアニバーサリーモデルは出ていないようでした。

それどころか業績不振による「スペクトラフレームの廃止」があったのがこの年。
アニバーサリーモデルどころではなかったのかもしれません。
[参考]スペクトラフレームに関する考察まとめ。スペクトラフロストとの違い。

1978年:10周年

10周年は大きな記念の年だと思いますが、この年のアニバーサリーもなさそうです。
なかなか苦戦していた時なのかも。

1983年:15周年

15周年である1983年にはリアルライダーが登場しましたが、15thアニバーサリーモデルのようなものは存在せず。
その代わりに、15周年をお祝いするベルトバックルがあったみたいです。

追記:15thアニバーサリーセット、存在しました。
詳細はまだわかりませんが、20thのような3台パックに、15周年をお祝いするベルトバックルがついていたようです。

1988年:20周年「20th Anniversary 3 car pack」

写真はヤフオク!より

写真はヤフオク!より

20周年のお祝いは特別なモデル6種のうち1つがセットになった3 car packでした。

「20TH ANNIVERSARY」「1968 1988」「SPECIAL COLLECTORS EDITION」と描かれた大きな台紙に、3台がブリスターでパッケージングされたアイテムで、特別なモデルのところには「FREE SPECIAL EDITION CAR」の記載があることから、もしかしたら残りの2台を買ったら1台オマケ的な立ち位置だったのかもしれません。

20th Anniversaryモデルとなった6種はこれ。

Model Name
Combat Medic
Ferrari Testarossa
Firebird Funny Car
Mercedes 540k
Monster Vette
Tall Ryder

これらはGoldカラーまたはChromeカラーで、20th Anniversaryの刻印がボディのどこかに入っています。
これが1台とベーシックカー2台の3 car packでした。

1993年:25周年「25th Anniversary Series」「Vintage Series」

25年目には「25th Anniversary Series」(正式には25TH ANNIVERSARY COLLECTOR’S EDITION」)として、初期ホットウィール(1968~1970)の復刻を思わせるモデルが8車種展開されました。

25th Anniversary Series

写真はヤフオク!より

写真はヤフオク!より

TOY# Model Name Original year
5700 Red Baron 1970
5707 Paddy Wagon 1970
5708 Splittin’ Image 1969
5709 Twin Mill 1969
5714 Beatnik Bandit 1968
5715 Silhouette 1968
5730 The Prowler (The Demon) 1970
5743 Classic Nomad 1970

Sweet16も2種入っています。(ただしRetoolモデルですが)
[参考]1968年最初の16台。THE ORIGINAL 16、SWEET 16について

25th Anniversary Seriesはどれもレッドラインタイヤに、メタルフレーク塗装と、初期のホットウィールを彷彿とさせる仕上がり。
台紙も初期ホットウィールを思わせる横長タイプの物で、バッジ付き。
※ただし、フックをかける部分は初期と異なる

台紙の左上に「25TH ANNIVERSARY COLLECTOR’S EDITION」というロゴが入っており、車体のシャーシにも25thの刻印がされているのが特徴です。

[参考]Hot Wheels 25TH ANNIVESARY COLLECTOR’S EDITIONについて。SPLITTIN’ IMAGEのレビューも。

Vintage Series

25th Anniversary Seriesは後にVintage Seriesとして、同8車種が同じような形で展開されます。
※Vintage Seriesは1994年という表記もあり。

Vintage Seriesの正式名称は「VINTAGE Collection」で、台紙の左上に同名のロゴ(VINTAGE Collection)が印刷されています。
他の仕様は25th Anniversary Seriesと同じ。
ただし、裏面に記載されているモデル一覧の「The Prowler」が「The Demon」になっていたり、カラーリング展開が異なるなどの細かい違いがありそうです。

[参考]ホットウィールのVINTAGE Collectionについて。Paddy Wagonのレビューも。

Vintage II Series

Vintage Seriesには台紙の右上に「EXCLUSIVE SERIES II」と書かれたセカンドバージョンが存在します。
ラインナップは以下8種。

TOY# Model Name Original Year
10494 ’32 Ford Vicky 1969
10495 Deora 1968
10496 Custom Mustang 1968
10497 Snake 1970
10783 Mongoose 1970
11522 S’cool Bus 1971
11523 Whip Creamer 1970
11524 Mutt Mobile 1971

こちらもSWEET 16が2種入っていますね。
仕様は25th、Vintageと同じレッドライン×メタルフレーク。

25th Boxセット

25周年は25th Anniversaryの8種が入ったBox Setも販売されていたようです。
情報が少ないので詳しくはわかりませんが・・・。

1998年:30周年「30th Anniversary Series」

30周年の時には個人的には最も「粋だなぁ」と思う展開がされました。
1968年~1997年までの30年間のうち、各年1台ずつを当時のパッケージデザインを彷彿とさせる台紙で復刻しています。

しかも台紙のフックにかける部分もまさに当時のまま、といった感じで。

30車種は以下の通り。

Original Year Model Name
1968 Deora
1969 ’32 Ford Vicky
1970 Nomad (Classic Nomad)
1971 Mutt Mobile
1972 Side Kick
1973 Sweet 16
1974 Rodger Dodger
1975 Large Charge
1976 Corvette Stingray
1977 ’57 Chevy
1978 ’57 T-Bird
1979 Auburn 852
1980 ’40s Woodie
1981 Old Number 5
1982 Firebird Funny Car
1983 Shelby Cobra (Classic Cobra)
1984 ’65 Mustang (’65 Mustang Convertible)
1985 XT-3
1986 Path Beater
1987 Sharkruiser
1988 Porsche 959
1989 ’32 Ford Delivery Truck
1990 Purple Passion
1991 ’59 Caddy
1992 Goodyear Blimp
1993 Dodge Viper RT/10
1994 Rigor Motor
1995 Hydroplane
1996 VW Bus
1997 Scorchin’ Scooter

正直胸熱なラインナップじゃないでしょうか。
ぶっちゃけ「なんでこれがこの年の代表なの!?」ってのもあるかとは思いますが、ホットウィールの歴史をずらっと観られるのは嬉しいです。

Purple Passionってこんな新しかったんだ、とか、
Sharkruiserって割と古かったんだ、とか、
自分の生まれ年にはどんなホットウィールが選ばれたんだろう(1968年以降生まれの方限定ですが)とか、いろいろ楽しめます。

[参考]ホットウィールの30周年記念モデルについて。フラッグシップとなったTwin Millのレビュー。

2003年:35周年

35周年の記念モデルはなさそうですが、メインラインのベーシックカー台紙に「35TH ANNIVERSARY」というロゴが入っています。

また35周年を祝うオリジナルウォッチもあったようです。

※追記:35周年は何気にいろいろなアニバーサリーがあったようです。
35周年を祝った「Hall Of Fame」というシリーズについては以下参照。
[参考]35th記念シリーズ「Hall Of Fame」のまとめ。Dodge Viper RT/10のレビューを添えて。

2008年:40周年「Since ’68」「Classics」

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40周年は大々的にお祝いされていました。

これまでのアニバーサリーモデルに通じそうな「Since’68シリーズ」は、Top40、Muscle Cars、Hot Rods、Originalsという4つのセグメント展開がされ、実に70種もの車種がラインナップ。
※あまりに台数が多いので別ページでまとめようと思います。

※追記:まとめました。
[参考]ホットウィールの40周年を飾った「Since ’68シリーズ」について。

また、2005年から展開された「Classicsシリーズ」も、2008年のSeries 4では初回盤としてデビュー当時の台紙を再現したものが採用されました。

classics-pontiac2

Classicsの特長であるスペクトラフレームだけでなく、当時を思わせるバッジがついているあたり、25thや30thの記念モデルと趣きが同じであると言えますね。

この年には「Modern Classics」という新たなクラシックシリーズも展開されていました。

いずれも台紙に「40TH ANNIVERSARY」のロゴが印刷されています。

2013年:45周年

45周年は40周年とは打って変わって静かなアニバーサリーだったのではないでしょうか。

特に記載はありませんが、Cool Classicsシリーズが登場したのがこの年なので、実質上の45周年モデルなのかもしれません。

メキシコのコンベンションで45th AnniversaryのRLCモデルが発売されていたようですが、詳細はわかりません。

おわりに

というわけで、5年単位でのアニバーサリーモデルまとめでした。
全部欲しいですね!

そして来る2018年はついに50周年です。
半世紀という節目、何かしらのアニバーサリーモデルが出てくるのではないかと期待するなという方が無理ってなもの。

今から楽しみです。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. harunam より:

    いつも拝見してます!2020のオリンピックより2018の方がずっと楽しみな僕ですが、今日トイザらスに行ったらなんと!2台買うと1台プレゼントキャンペーン(厳密に言うと2台買うと1台分の代金が割引される)が実施されていました!しかも!テスラ モデルSや’67CHEVY C10、コルベットロードスターなどの普通なら発売直後にすぐ売り切れる人気車種がありましたよ!明日もし予定がなければ、なくならない内に買いに行かれることをオススメします!

  2. harunam より:

    P.S.ちなみにそれらは今月発売の車ではないので、夏休みセールに向けてトイザらスがストックを出したもののようです

    • にわかマニア管理人 より:

      harunamさん

      コメントありがとうございます!

      >2020のオリンピックより2018の方がずっと楽しみな僕ですが

      確かに!w

      >ちなみにそれらは今月発売の車ではないので、夏休みセールに向けてトイザらスがストックを出したもののようです

      おおお、マジですか。
      これはめちゃくちゃ貴重な情報をありがとうございます。

      明日、ぜひ確認しに行きたいところですが・・・予定が少し難しいかもしれません。
      うわ、でもすごい気になる。。。

      というか、トイザらスめ・・・隠してたのかw

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