なぜにわか氏はリサ店で小汚いNITRO DOORSLAMMERを購入したのか[V5362]

今日は2012年のNITRO DOORSLAMMERのレビューです。

NITRO DOORSLAMMERといえば、Jun Imai氏デザインのめちゃくちゃカッコいいHWオリジナルカーですね。
実は今年の8月ぐらいに昨年のモデルを一つゲットしています。
[参考]NITRO DOORSLAMMERのレビュー！架空車の中でも人気のJun Imaiデザインドラッグマシン

えー、普段カラバリを含めてダブりを買わないことを公言している僕ですが（そろそろ苦しくなってきた）、なぜか2つめをゲットしてしまいました。

それはいったいなぜなのか！？

「ウィリーバーがついていたから」です。

というわけで、NITRO DOORSLAMMERの3ヵ月ぶり2度目のレビュー、いってみましょう！

ナイトロドアスラマーのレビュー

今回僕が入手したのは、2012年のTrack StarsセグメントにラインナップされていたNITRO DOORSLAMMERです。

ホットウィールにおいては2007年のNew Modelsからデビューし、2016年にはスーパートレジャーハント化もしています。
デザイナーは今やデザインチームのシニアマネージャーJun Imai氏。

Jun氏といえばJDM、Japanese Classic Carのホットウィール化でかなり有名だと思いますが、2007年と言えばまだまだ氏が駆け出しの頃です。

「フェアレディZのデザインしたいんだけど」
「いや、お前にはまだ早い。まずはオリジナルカーからな。」

みたいなやりとりがあったんじゃないでしょうかね！！
※2006年にはハチロクのデザインをしていますがｗ

さて、そんなNITRO DOORSLAMMERですが、たまたま立ち寄ったリサイクルショップでルース品が売られているのが目に留まりました。
しかもそこそこ小汚い感じの。

でも前回ゲットしたモデルとは明らかに底面に違いがあります。
なんとも立派なモノがそそり立っているじゃありませんか・・・。

価格も価格だし、これは連れて帰ろうとなったわけです。

各部を見ながら、順に追っていきます。

フロント・リア

ボンネットからお尻へ続くレーシングストライプが中心から曲がっているので、なんか画像が歪んで見えますね。。。

NITRO DOORSLAMMERはアストンマーチンのコンセプトカー「DB ONE」をベースにしていると、どこかで読んだことがあります。
確かにボディ全体のフォルムを見ると、似てないこともないですが、顔つきは全然違います。

この顔なんですが、実は初期モデルだともっとしっかり空洞になっているんだとか・・・。
今回2012年のモデルだったので期待したんですが、厳密にはこれ「中期モデル」っぽいですね。

おそらく初期モデルはグリル部と底面が一体（またはグリル部だけ独立？）なのに対し、中期および後期モデルはグリル部とインテリアが一体パーツになっているっぽいです。

NITRO DOORSLAMMERにはそれ以外にもカラーシフターズバージョン（グリル部とボディが一体パーツ）もあるので、少なくとも4種のバリエーションがあることになりますね。
・・・これはまた見つけたら買ってしまいそうだ！！

サイド

ルーフからリアスポイラーに向けての曲線が、DB ONEと言わしめる部分なんだと思います。
なんともカッコいいフォルムですね。

Track Starsセグメントにラインナップされていたので、そこそこ早いホイールであるOH5（Open Hole 5-Spokes）が採用されていました。
※OH5はFTE（Faster Than Ever）ホイールのアクスルがニッケルメッキじゃない（やや摩擦がある）バージョン。

ボディサイドにはお馴染みのオリジナルブランドによるレーシングステッカー風のデザインが施されていました。

HWGRFXはよく見かけるロゴです。Hot Wheels Graphicsの略でしょうね。
その下のCHEUNGと、Shapiroはマテルの従業員名と思われます。

気になるのは右側のホットウィールロゴの下にあるマーク。
これ、2000年代のホットウィールのシャーシに刻まれているのとかをよく見た印象があるんですが・・・。
ご存知の方がいたら教えて欲しいです。

トップ・ベース

ボディトップから見ると、相変わらずツチノコみたいな形状ですｗ
ルーフの汚れみたいなのが気になりますね～。
中古ルース品はこういうところが難点です。

そして底面！
冒頭で書いた「そそり立つモノ」があるのがわかりますでしょうか。

比較用に前回ゲットしたものの画像を貼っておきます。

あっ・・・こっちはこっちでプロペラシャフトが卑猥な感じになってましたね。。。

でもわかりますでしょうか。
とあるパーツがあったりなかったりするわけです。

後述しますね。

余談ですが、ボディトップに何か落書きか、それとも印刷が飛んだのか・・・と思っていた部分がありました。
・・・って、これよくよくみたら「JUN」って書いてあるんですよ！

まさかのシグネチャーモデル（印刷）でした。

ギミック

さて、僕が今回またしてもNITRO DOORSLAMMER（しかも小汚いヤツ）を買ってしまった理由は、前述のシャーシにあるパーツにありました。
こうやって写真を比較してみても、なかなかパっと見ではその違いに気づけません。

でも、底面のこれを開いてあげると・・・

はい、この通り。
ウィリーバーが接地されました。

こう見ると、なんだか別の車種みたいですね。

このウィリーバー、きっと何度もパキパキやってたら折り目部分で切れそうです。
また、タイヤがついているわけではないのに接地しているため、走行にかなり支障をきたします。（というかブレーキの役目を担っていますｗ）

もしかしたら廃止された理由はそういうところにあったのかもしれないですね・・・。

おわりに

というわけで、NITRO DOORSLAMMERのレビューでした。
前回の記事と2つで1つ分ぐらいに考えてもらえるとありがたいです。

NITRO DOORSLAMMERはなんだかカッコいいので、せっかく小汚いキャストをゲットしたのなら再塗装するのも手かな～と思っています。
オラ、ワクワクしてきたぞ！

さて、ここまで買ったからにはもう絶対に初期のヤツもゲットしなきゃですね～。
またどこかリサ店あたりでルースに出会えたら嬉しいんですがｗ